ポスター製造スタッフ【成井の目】固い石
おはようございます。
ポスターカットマン 製造・成井です。
毎度、月曜朝から長くてスイマセン・・・
福島正伸氏のセミナーからです。
「自分の行きたい会社の採用試験に落ちてしまいました。
どうすればいいですか?」という質問をよく受けます。
私は、「そんなこと、君の将来には何にも関係ないよ」と答えています。
人生においては、うまくいったことよりも、うまくいかなかったことの方が、
その人をより人間として大きくします。
その時は辛いかもしれないけれど、長い目で見れば必ず素晴らしい経験となります。
うまくいかなかったことに意味を見つけると、
本当は自分のやりたいことや自分が大切にしたいことが見えてくることがあるのです。
ダチョウは、消化を良くするために固い石を飲み込むことがあるそうです。
柔らかいものばかり食べていると、消化する能力がなくなるからです。
加えて、固い石を飲むことで胃の中でこすれ合って、
食べ物が消化するのを助けてくれる事を知っているそうです。
僕たちの心にも、ときには〝固い石〟が必要かもしれません。
固い石・・・
それは、思い通りにいかない現実かもしれませんし、ピンチや挫折かもしれません。
また、相性の合わない相手や、誰かの厳しい意見かもしれません。
でも、そんな〝固い石〟を思い切って飲むことで、心は成長していくのです。
最新の新卒者人気職業(企業)の調査ランキングが出ていました。
今年は(も?)、上位は金融関係や公務員・銀行員でした。
仕事を選ぶ基準は人それぞれです。
ただ、他の人気職業を見ても、やはり収入やステイタス、
企業のネームバリューで職業を選んでいる方が多い印象でした。
仕事の選び方は自由ですが、
日本の新入社員が3年で半分近く辞めるという現状からすると
「仕事選びが上手」とは言えなさそうですね。
なぜなら、仕事を選ぶときに1つの見落としてをしているからです。
それは、「仕事の9割は〝作業〟」ということです。
当たり前のことですが、私たちはこれを忘れがちです。
どんなに優良企業でも、ステイタスがある仕事でも、結局9割は作業の繰り返し。
ですから、そこを無視した〝イメージ先行の選択〟は、ほとんど失敗します。
例えば、洋服が好きだとしても、〝販売〟という作業が好きでなければ
洋服屋で働いてもうまくいかないかもしれません。
理想と現実の差はここにあるのしょう。
〝作業〟を愛せるか、愛せないか。
これは仕事の「幸・不幸」を大きく左右します。
・自分が没頭できる大好きな作業
・自分がその作業をすることで喜ぶ人がいる分野
これが仕事選びで失敗しない一つのポイントなのかもしれませんね。
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先日、岩井さんと話していて思い出した過去セミナーからの抜粋でした。
今日も毛が無く、否、怪我無く!