2018.06.11社員ブログ

ポスター製造スタッフ【成井の目】天が・・・・

おはようございます。
製造・成井です。

周りの人、特に目上の人というのは、あなたの行いをよく見ています。
どんな時でも、「こいつは絶対に手を抜かないヤツだな」というふうに見られれば、
目上の人というのはその人を抜擢したくなるものです。
それが出世していく糸口になったり、人生の転機につながるチャンスにつながったりするのです。

そういう意味で、だまされたと思って、とにかく20代は、
すべてに100パーセントを出しきってみてください。
誰かが見ているというふうに思って行動しましょう。

誰も見ていなくても、最終的に、結果が誰かの目に触れたときには、
その人がどれだけ努力していたかはわかるものです。

つまり、「見られている前提」で動けるかどうかです。

個人投資家で日本一といわれ、タマゴボーロで有名な竹田製菓の代表取締役・竹田和平さんは、
いつも「天が見ている」と思ってきたそうです。

例えば「タマゴボーロ」を作るときに、安い卵と有精卵の高い卵のどちらを使うべきか・・・。
原材料費を安くするためには、安い卵を使えばいいわけですが、
竹田さんは、まだお金がないうちから高い卵を使っていたそうです。

なぜなら、「そのほうが美味しいから」。

「誰も見ていないけど、天だけは知っている。
 だから誤魔化さずにやってきたのです」と竹田さんは話してくださいました。

そういう生き方をしている人は、
そのこと自体は他の人に分らなかったとしても、必ず人柄とか雰囲気にその生き方が表れます。

北島康介選手や寺川綾選手のコーチを務め、
競泳日本代表のヘッドコーチでもある平井伯昌さんはこう言います。
「一流と二流の違いというのは、
『こんちくしょう、こんなところで負けてたまるか』と思うのか、
『誰も見ていないから、もう今日はいいや』と思ってしまうのか。
 妥協しない日々を積み重ねられるかどうかの差だと思います」

あるお坊さんのお話です。
お寺での修業時代、何が一番辛かったかというと、
過酷な座禅や滝に打たれるような修行よりも、毎朝の“掃除”だったそうです。

毎朝早く起きて、決められた掃除場所を綺麗にしていくのですが、
そのときは誰も監視していないので、サボろうと思えばサボれる状況だったのです。
誰も見ていない中、寒い冬も早く起きて掃除をし、誰も評価してくれない中やり続ける!
これが一番の修行だったと言います。

誰も見ていないときに、どんな行動をするのかが、人生の分かれ目。

誰も見ていなくても、コツコツと努力を重ね、他人を喜ばせ、
約束を守る人が成功していくでしょう。
なぜなら、私もそういう人と仕事を一緒にしたいですし、仕事を任せたいと思うし、
何か買うならば、そういう人から買いたいと思いますから。

「20代にしておきたい17のこと」本田 健
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本のタイトルは「20代に・・・・」とありますが
年齢は全く関係無いですね。
そして神道にも通じる「天が見ている」という日本古来の思想。
若い方々には古臭い・・・・ですかねぇ

今日も毛が無く、否、怪我無く!