パネル・ポスター印刷「復興に向けて最高の地曳き網イベントを子供たちと!」@宮城県亘理町荒浜~印刷事例224~
今回は震災の復興イベントでご利用いただいた利用事例です。
利用事例紹介ですが、復興に向けて前向きに活動されている方々の思いを
受け取っていただけたら嬉しいです!ぜひ最後まで読んでくださいね!
印刷事例224
今回は『子供たちに、故郷の海で楽しい思い出を作ってほしい』という思いから進んでいる
宮城県の“亘理町荒浜での地曳き網イベント”の告知ポスターとパネルをご注文いただきました。
印刷仕様
【ポスター印刷】
用紙:光沢紙・・・発色がよく、メリハリのある仕上がりが特徴
今回の様な写真がメインのデータにはピッタリです。
サイズ:A2・・・新聞1ページ位のサイズです。
用紙:耐水紙(半光沢)・・・合成素材の用紙ですので、
高い耐水性・耐久性を備えています。
サイズA2
オプション:アルミフレーム(銀)
制作のポイント
◆耐水紙は色あせに強い溶剤インクで出力しているので、
1年以上ご使用いただくことが可能です。雨にも日差しにも強い用紙です!
◆発泡パネルは軽量で扱いやすく、安全性も高いパネルです。
イベントでの持ち運びも楽々です。
◆アルミフレームを付ける事によって、パネルの角や側面を保護し、
ボードの反り防止の効果があります。
高級感を出しつつ、長期間の安定した利用が可能となります!
企画創案者様にメッセージを頂きました
震災前より、「地曳き網のイベントがしたい」と、海で働く自分は考えておりました。
目上の先輩漁師である方にも相談し、
その方にも「おお、すばらしいじゃないか! 応援するぞ、俺が責任を持つからな!」と背中を押してもらっていました。
しかし東日本大震災という大規模災害の中でそのイベントは
“いつか、かなえたい夢” と言うカタチで自分の中にとどまってしまいました。
漁師である自分は震災後の生活もままならず、
浜辺で暮らしていた周囲の人間ですら海から遠ざかってしまう生活が続き、
背中を押してくれた先輩漁師をも失ってしまいました。
そんな中で、このような夢を語る事などは到底先のこと。
そのときは、その“現実”を生きることに精一杯でした。
仕事が落ち着いていてきた頃、ふと、集まりの席でその夢の事を口にしました。
それは小学校でつくっている『おやじの会』と言うメンバーです。
海で仕事をしている人もいれば、一般の会社員もいます。
そこから話はどんどん膨らみました。
2017年の年末から話し合いを始め、何度も何度も集会を開き、
地曳き網の経験も知識も無い自分でしたが、協力してくれる人たちがたくさんいたのです。
海で働く同業者、地元の海を愛する者、そして幼い頃からこの海に親しんできた者。
“子供たちの思い出に残るような、海の楽しい思い出を築きたい”
そう思う方が、沢山いたのです。
一般参加募集は致しませんし、地元のみでの限定イベントであり、
地元小中学生が主となります。
初めてのことなので、不安はありますが、きっと僕の背中を押してくれた先輩も
空から見守ってくれているかと思います。
この夢はもう叶えることはできないと思っていました。
ですが、自分が思った以上に沢山の仲間がいたのです。
それを人は「絆」と呼ぶのかもしれませんが、この仲間たちは、大きな悲劇が起きた震災後も、
生まれ育った “荒浜の海” を憎みきれずに残り、再び集った同志だと思います。
その地元・荒浜の海を愛する同志たちと共に、最高のイベントを子供たちと築き上げようと思います。
思い出に残る素敵なパネルを、ありがとうございました。
最後に。
震災後、全国から多くの方が亘理町を支援してくださり、荒浜を応援してくれました。
僕達の企画は復興への小さな一歩かもしれません。ですが、確実な“希望の一歩”です。
震災はとても悲しい出来事でした。ですが、それでも僕達は地元を愛し、故郷である荒浜の海を愛しています。
そのうえで、亘理町にご支援くださった全国の多くの方へ、この想いを伝えたいです。
“荒浜は、元気に前へと進んでいます”
ありがとうございました。
お写真とメッセージのご提供ありがとうございました。
復興に向けての活動のお手伝いができ、私共も大変光栄でございます。
これからも皆様の活動を心から応援しております!!
データ処理チームのペリ子でした。 (以下ペリ子の独り言)
7月1日が地曳き網の決行日でした。
素敵な思い出ができた事と思います!
企画草案者様からのメッセージを読んで、
とても胸が苦しくなりましたが、復興に向けて頑張る姿に
自分も頑張らねばと勇気を頂いたような気持ちです!
お忙しい中、本当にありがとうございました。
子供から大人まで、沢山の笑顔が見られる事を心から祈っております!!