ポスター製造スタッフ【成井の目】誰かが見てる・・・
おはようございます。
製造・成井です。
稲盛和夫さん著書より
因果応報の法則は、結果が出るまでには時間がかかることがあります。
原因に対して結果がすぐ出ることもあるにはありますが、
多くの場合にはなかなか結果が出てこないのです。
しかし、20年、30年といった長いスパンで見ると、
必ず因果応報の法則通りの結果になっていると私は思います。
悪いことをした人が繁栄していることはまずありません。
良いことをしてきた人が不遇のままでいるということもありません。
人生を長いスパンで見ると、大体つじつまが合っているんです。
昔の人は、誰も見ていなくても「お天道様が見ている」と言って自分を律してきました。
ある修行僧が、お寺の修行の中で一番つらいのは?と聞かれてこう答えています。
「私たち修行僧には掃除の担当が決められていて、
ある人はこの廊下、ある人はこのお堂というように割り当てられています。
しかし、その掃除を見に来る人、チェックしに来る人はいないんです。
その廊下は丸1日使われないこともあるし、誰が見てもきれいで、
今日掃除をしなくても、誰にもわからない。
つまり、サボっても手を抜いてもよいわけです。
掃除していないことが住職や先輩僧にわかったとしても、誰も何も言いません。
そういうときの“怠け心”と戦うことが、私にとっては一番つらいことです」と。
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メジャーリーガーのダルビッシュ有選手はこう言いました。
「練習は嘘をつかないって言葉があるけど、
頭を使って練習しないと普通に嘘をつくよ」
この言葉は、闇雲に練習するのではなく、努力の方向性を決めて取り組むということですね。
無意識でも成長するのであれば、歯磨きや洋服を着ることやボールペン字など、
今ごろ最高に上手くなっているはず・・・。
でも、ほとんど昔と変わらないのが現実ではないでしょうか?
なぜなら、意識して努力していないからです。
ただなんとなく練習メニューをこなすのであれば、それは現状維持程度にしかならない。
だから、怠け心を封じ込め、とことん意識して努力するのです。
成長したかったら、努力に裏切られたくなかったら、
“負荷”をかけ、意識して努力していくことなんですね。
今日も毛が無く、否、怪我無く!