ポスター製造スタッフ【成井の目】儲かりまっか?
おはようございます。
製造・成井です。
幕末から明治期にかけて活躍された、日本の資本主義の父と呼ばれる渋沢栄一さんが、
貧しい人や、浮浪少年などの世話をする施設である「養育院」をつくったことがあるんです。
そこに収容された人物たちを長年観察していると
渋沢さんは、この人達には一貫した特徴があることに気づいたといいます。
彼らの共通する特徴は、「常に自分の都合だけを考えている」ということでした。
普通、自分だけ良ければいいと思っていたら、自分のことくらいは真っ先に良くなりそうですよね。
でも、自分だけ良ければいいと思っていると、自分すら良くならなかったんです。
自分ひとりすら養っていけなくなっていたわけです。
ここで、渋沢さんは気づいたのです。
自分が存在する意義というのは、自分のためだけにあるのではなく、
社会のため、他人のためにもあると。
うまくいかないのは、「わたしが、わたしが」という
余分な「が」(我)を握りしめていたからだったんです。
僕らは「Alone」(ひとりぼっち)じゃなく、「All one」(すべてひとつ)だったんです。
だから、他人にしてあげることは、自分にしていることとイコールなのです。
投げかけたものが、受け取るものなのです。
「実践!世界一ふざけた夢の叶え方」ひすいこたろう、菅野一勢、柳田厚志
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オーレ書籍棚にある「革命のファンファーレ」(西野亮廣)を読んでいて、
メモ書きしてある渋沢栄一さんの言葉を見つけました。
「事業には信用が第一。世間の信用を得るには、世間を信用すること。
個人も同じ。自分が相手を疑いながら、自分を信用せよとは虫のいい話だ。
信用は実に資本であって、商売繁盛の根底である」
まず先に自分から信じて、相手を儲けさせる。
ここでいう「儲けさせる」は、お金だけじゃなくて気分とか満足度なども含みます。
誰かを「儲けさせている人」が、自ずと儲けている気がします。
逆に、自分の取り分とか、自分の利益ばかりを求めた人はあまり儲けていない気がします。
アメリカ・ゴールドラッシュの時に、
金を掘りに行った多くの人たちは、あまり儲けられなかったそうです。
しかし、金を掘りに行く人たちに、作業服や掘る道具など、
その人たちの為に仕事をした人たちは、大金持ちになったといいます。
儲けさせてあげようとした人たちです。
自分が儲けようとしたら儲からなくて、人を儲けさせようとすると儲かってしまう・・・
この法則は、今も昔も西も東も変わらず通ずる普遍的な法則なのでしょう。
大切なことは、人を儲けさせるには自分を常に磨かなければなりません。
つまり、与えること、与えられるものを持つこと。
自身を磨いている人が結果的に儲かっていくのでしょう。
今日も毛が無く、否、怪我無く!