個展の作品を横断幕で?!藤岡詩織様 個展「私の21g」|印刷事例264
前回に続き今回も、個展に飾る作品制作にプリオをお使いいただきました。
イラスト系展示では マット合成紙印刷+ラミネート加工 が人気の中、ご注文いただいたのはなんと横断幕。
ご利用の様子
ご協力いただいたのはイラストレーターの藤岡詩織様。
横断幕はスポーツ観戦などで目にする高耐久な商品。ターポリンに印刷して周囲縫製を施した商品です。
屋外で使用する告知用のポスターやバナーとしてのご利用が多く、展示するための美術作品としてご利用いただくことは稀なため
一体どんな仕上がりになるのか、スタッフも興味津々でした。
個展のDMもいただけたので個展最終日、プリオスタッフ3名でお邪魔させていただきました!
写真はそのときに撮影させていただいたものです。
印刷仕様
商 品:横断幕
用 紙:ターポリン
サイズ:210mm×594mm 3枚
印 刷:CMYKカラー
ご感想をいただきました
Q.プリオを利用した理由は?
A.知り合いが働いているから。
Q.プリオを利用してみて、いかがでしたか?
A.対応が丁寧なのと出来上がりが早くてよかった。
Q.ターポリンはいかがでしたか?
A.ギャラリーのお客さんが印刷だと思わないでこれ何に描いてるんですか?
って聞く人もいたのでそれだけ発色と印刷がきれいなんだなと思いました。
原画は水彩ですがプリントが綺麗なので筆の運びも再現されていて良かったです。
お客さんの評判も良かったですよ。
Q.周囲縫製はいかがでしたか?
A.はしっこがほつれない加工なのかな?と思ってノリでやりました。
制作のポイント
ターポリンの魅力
少しだけぼこぼことした表面ですが肌触りはさらさら。厚みがあり透けない素材で、色あせにも強いです。
もともと屋外向け商品でビニール地ですので、上に水がかかっても印刷が滲む心配がありません。
また、ターポリンは最大1200mm幅まで印刷が可能です。
CMYKカラー
「絵の彩度がもともと低いから」という理由から、イラストのスキャンデータをCMYKカラーで入稿したとのことでした。
絵のもつ個性と、あえて選択したカラーモードがうまくマッチングし、再現度の高い印刷結果になったのだと思います。
周囲縫製(ウェルダー加工)
ターポリンとメッシュターポリンだけが、この加工に対応しています。
印刷後、周囲を少し裏に折り返し、重なった部分を熱で圧着します。
素材のほつれを心配されていましたが、ターポリンは切りっぱなしでもほつれる心配はありません。
横断幕サイズでハトメ加工を施す場合、この周囲縫製で補強していくことでより強度の高い商品となります。
藤岡様はノリでご利用いただいたとのことですが(笑)
このサイズ感で、かつイラスト作品を縫製加工いただく機会はとってもレアなので
プリオ的にも嬉しい印刷事例となりました…重ねて感謝申し上げます。ターポリンもイラストとの相性がいい!
お客様情報
藤岡詩織 / イラストレーター
1989 神奈川生まれ
2010年桑沢デザイン研究所卒業 イラストゼミ
MJイラストレーションズ16期卒(サイト内 profileより)
illustration site:http://rooppua.wixsite.com/fujiokashiori
twitter:https://twitter.com/fujioka00
facebook:https://www.facebook.com/shiori.hujioka
藤岡様は今年5月にも作品展示を控えているとか。もっと大きな印刷もしてみたいと仰っていました。
プリオスタッフも応援しております!
また軽い気持ちで問い合わせとご注文いただけましたら嬉しいです。
最後まで快くご対応いただき、誠にありがとうございました!
以上、データ処理チームの桑でした。