【今月の1冊】誰の味方でもありません
こんにちは、ポスター印刷のプリオ 受注チームの佐藤仁です。
少し間があいてしまいました。
今回の本日の一冊はこちら。
誰の味方でもありません 古市憲寿(@poe1985)著
※写真の方です、有名ですね
最近TVやイベントで大人気のこの方。
職業は社会学者なんだそう。
直近では、初めて書いた小説「平成くんさようなら」が芥川賞の候補に選ばれて、
惜しくも芥川賞を逃したことも話題になりましたね。
以前から、ワイドショーやニュース番組、バラエティなど様々なシーンで見かけては、
「この人のこの考え方や発言はどういった思考からきているのだろう?(上から笑)」と思っていまして。。
“炎上したいわけではない。でも、つい言いたくなる。
みんなが当然のように信じている価値観や正論って、本当にただしいのだろうか、と。
いつの時代も結局見た目が9割だし、観光名所はインスタの写真に勝てないし、
血がつながっているから家族を愛せるわけじゃない。
「目から鱗」の指摘から独自のライフハックまで、メディアや小説など多方面で活躍する著者が
『誰の味方でもない』独自の視点を提示する”
上に挙げた紹介文がそのまんま、雑誌で連載していたエッセイを読みやすくまとめてくれていて、
著者の目線がよくわかる作品になっていました。
内容は少し古くなっているものもありますが、
考え方や視点などは、今も(恐らく)変わっていないものも多く、
楽しめながら『古市節』を聞ける本になっていました。
今は一度家に持ち帰っていますが、興味のある人は是非声をかけてくださいね。