【今月の1冊】 “セカンドID”
おはようございます。ポスター印刷のプリオ 受注チームの佐藤仁です。
最近は、眠らせに眠らせていた「サピエンス全史(下巻)」を改めて読み進めていたので、
読書感想ブログが少し遠のいてしまっていました(ちなみにまだ読み終わってません笑)。
前置きが長くなりました、本日の一冊はこちら。
セカンドID 小橋賢児 著
俳優として人気物だった彼が突如俳優業を休業し、更には死の淵を彷徨って。。
現在では「ULTRA JAPAN」や「STAR ISLAND」など、
数十万人を感動の渦へと巻き込むマルチクリエイターとして活動中。
正直、俳優としての彼のことは知っていましたが、
その後、俳優業を休んでいたことも知りませんでしたし、
なんだか大きなイベントの開催側に回っているなんて、思いもしませんでした。
そんな彼の頭の中にはいつでも、
楽しそうだと思うことに没頭して楽しむこと。
これから先がどうなるかなんてわからないのだから、不安でも飛び込んでみる。
そうやっていくつものチャンスを掴んでいってます。
毎日・毎時、自分をいつもと別の場所へと置くことで、
また、人生の転落や偶然の出会いなど、想定外の出来事を通じて
『もう1人の自分のID=セカンドID』を持っていけるのだ、ということが書いてあります。
実際に、私たちのようなサラリーマン・会社員が、
自ら仕事としているものを放り投げて、興味のあることにだけ突き進んでいく、というのは難しい話かもしれません。
でも、何をするのも決断をするのは自分自身。
会社の中という限られた空間でだって、新しい出来事や出会い、仕事のやり方にいたるまで、
昨日までとは違うことを求められることがたくさんあるはずです。
その時に、一歩踏み出すか、踏み出さないか、で達成できる目標や行動によって得ることのできる結果は変わってくると信じています。
規模感なんて関係ない、一歩踏み出してみたい。と思える良い本でした。