2019.06.17社員ブログ

ポスター製造スタッフ【成井の目】「頑」から「柔」へ

おはようございます。
製造・成井です。

以前聴いた医療カウンセリング関連の講演会からです。

まず、そもそも病気というのは
その人の考え方や、その人を取り巻く環境に強く影響を受けます。

「病気」とは言っても、「病体」とは言いませんよね。
気がバランスを崩し、それが身体に現れるのが病気なんです。
そして、「気」というのは、「考え方」とリンクしています。

現在、日本人の二人に一人がガンになっています。

これだけの人がガンになるということは、間違いなく、
日本人共通の「考え方」が影響していることは間違いないと僕は考えます。
では、その考え方とは何かというと…

「頑」です。

「頑」という考え方が「ガン」を作り出しています。
「頑」は「かたくな」とも読みます。

「こうでなければいけない」
「こうしなければいけない」と固執してしまう状態です。

そして更に神経を張ることを「頑張る」といいます。
日本人は頑張り過ぎです。そして頑なになり過ぎです。
何より「頑張るのが偉い、頑張らないのはダメ」という空気があります・・・。
これがおそらく、日本人の健康にかなり影響しているでしょう。

「頑」の逆は、「柔」、リラックスです。
つまり「楽」。

勘違いしないでください。
「頑張ることがいけない」というわけではありません。

でも、そういう社会通念の中で、病気や自殺が多いということは、
やはり”何か”が間違っているんだと僕は思います。

20世紀は男性性の時代。
つまり「頑」の時代でした。
「頑」が偉くて「頑」が正しい・・・。
それは、頑張らないと経済が発展し、豊かな生活が出来なかったからなんです。

21世紀は「柔」の時代。
楽しくリラックスして、人間本来の力や人間らしさを取り戻していく時代です。

20世紀の教育を受けてきた僕たちの頭の中は、まだまだ「頑」です。(笑)
その意識が変わっていけば、病気も無くなる日がくると僕は思っています。
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経済企画庁長官であり小説家でもあった堺屋太一氏の言葉に
「私達の国は、明治から戦前までは『強い日本』、敗戦後は『豊かな日本』を目指し、成し遂げてきたんです。
そしてこれからは『面白い日本』を目指した方が良いと思うんです。日本人には出来ると思いますよ」

21世紀に入って18年過ぎ・・・・『面白い日本』に向かっているでしょうか?
それとも別の方向に向かっているのでしょうか?
その答えが出るのはいつ頃なのでしょうかね・・・

今日も毛が無く、否、怪我無く!