ひっかけるだけでカンタン展示!ハトメ×ポスター!
こんにちは!製造のウスイです!
プリオの店頭ディスプレイがリニューアル致しました!
とっても簡単に展示ができる「ハトメ加工」を使ったポスター展示方法をご紹介したいと思います!
目次
■最初にどんなものができたのか見ておきましょう!
コチラの「SUMMER」と書いてある横長のイラストが今回紹介するハトメ加工を使ったポスターです!
去年の夏から1年間アイコンパネルを展示していた場所をリニューアル!
横断幕のようなポスターをメッシュターポリンで印刷しました!
今回印刷したのは300mm×4000mmの大判サイズ!
A1やB2など、定型サイズのポスターも勿論良いですが、展示する環境や広さに合わせてオリジナルサイズで作成するのもオススメです!!
今回は「ポスター×ハトメ加工」でカンタンに展示する方法や、室内を明るいまま展示できるメッシュターポリンについてetc… を詳しく見ていきましょう!
■ハトメ加工って?
プリオで取り扱っているハトメ加工は、用紙に穴を空け、アルミ製のハトメ金具を裏表両側から補強するように取り付ける加工です。
ハトメ加工をすることで、ヒモを通したり、引っ掛けたりしても用紙が破れづらくなります。
バッグやベルト、靴などの革製品によく見られるハトメ加工ですが、ポスターのように用紙への加工も可能です!
紙製の用紙にも加工OKですが、表で黄色くマーカーが引かれている用紙の様に、布製や合成紙への加工をオススメしております♪
もっと詳しくハトメ加工について知りたい方はコチラのブログをチェック!
ハトメの留め方や詳しいサイズ、色々な展示の方法も細かく紹介しています!
■用紙選び ~メッシュターポリン~
・個性的な素材感
今回はメッシュターポリンを選びました!
メッシュターポリンは約1mmの穴が空いたメッシュ素材の用紙です。
写真は1円玉と比較した様子です。
細かい穴が均等に空いているのがわかるかと思います。
今回このメッシュターポリンを選んだ理由は
・ターポリン素材で耐久性バツグン!長期間の展示向き!!
・展示をしても外の光が入る明るい店頭に!
メッシュ加工で陽の光も取り入れられる!!
・吊り下げるときも簡単!大きく印刷しても軽い!!
この3点です!
メッシュターポリンは耐久性・耐水性に優れた用紙ですので、屋外への展示や日の当たる窓辺での展示、水場での展示もOK!
約1mmの穴が空いているので、風だけでなく陽の光も通します。
「外からの光を遮りたくない!」
「明るい部屋のまま展示したい!」
という方にはメッシュターポリンがオススメです!
更に穴が空いているから耐久性バツグンの素材なのに軽いんです!
展示場所への持ち運びや、展示をする際に苦労する重さが軽減されますよ!
メッシュターポリンの更に詳しい情報はコチラのブログに掲載していますので、是非合わせて御覧ください♪
・データを作る上での注意!
今回作成したイラストデータはコチラ!
イラストが得意なデータ処理スタッフにデザインをお願いしました!
メッシュターポリンは先程紹介したように、約1mmの穴が空いているため、細かい線や文字は欠けてしまう恐れがあります…!
今回はあえて細かい線も込のデザインをしてもらいました!
デザインしてくれたスタッフからの感想はコチラ
・人物イラスト部分の線につきましては0.6ptでした。
・プリにゃんの線は7.5ptです。
・気づいたことといたしまして、色と色のコントラストを付けた方がメッシュターポリンは見えやすいと思いました。
作成データと実際に完成したものを比較していきましょう。
まずはプリにゃんの砂絵と、それを描いてる人物のイラストを拡大して比較します!
顔の表情や服のシワなど、細かい描写は残念ながら見えづらくなってしまいました…!
それでも大まかなディテールは認識できる印象です!
また、データ処理スタッフの感想にもあったように、砂絵の色の差が若干わかりづらくなっている印象です。
遠くから砂絵が描かれているのがわかるのですが、近づくと逆に分かりづらくなってしまいました…!
デザインの際には線の太さや色の差にもご注意ください!
もう一箇所比較してみましょう。
右下のサーフボードを比較してみます!
サーフボードのセンターラインはやはり線が細いために見えなくなってしまいましたが、
色と色のコントラストがはっきりしているため、ディテールがしっかりしている印象です!
ボードの文字も小さいせいでほとんど読めなくなってしまっているので、文字データの際にもpt数や線の太さにご注意ください!
たかが1mm、されど1mm!
メッシュターポリンの印刷データを作る際には大きく太く!しっかりとメリハリを!が鉄則です!
※色味に関しましては外の光が透け、逆光になっているため暗い印象になっております。
実際には鮮やかです…!
■ハトメ位置の指定方法
今回のポスターを例に、ハトメ位置の指定方法をご紹介します!
ちなみに、今回の横断幕ポスターは「上辺に6ヶ所」ハトメ加工を追加しました。
・推奨位置
ハトメは用紙の端ギリギリすぎると、ハトメ金具が用紙から飛び出してしまったり、用紙がちぎれてしまう事があります。
プリオで推奨している位置は用紙の端から20mmずつです!
・ハトメ位置を指定したい時には…
今回の場合「上辺に6ヶ所ハトメ加工をお願いします」という注文で作成致しました。
「ハトメを上辺、下辺、10ヶ所ずつ均等に」
「ハトメ計4コを四隅に1個ずつ」
など、ご要望を伝言メモや連絡事項にご記載頂ければプリオのデータ処理スタッフが適切な場所へハトメ加工させて頂きます。
デザインする際には、文字や写真など大事な情報がハトメ位置にかぶらないようご注意ください!
ハトメの細い位置の指定や、展示方法の相談などございましたらお気軽にお問い合わせください!
■展示の仕方
・引っ掛けるためのフックを取り付ける
今回ハトメを引っ掛けて展示するために使用したのがこの小物フック!
裏に粘着シートがついていて、直接壁に貼り付けられるタイプのフックを100均で購入しました。
今回はハトメの数と同じ6コを使って展示をしていきます。
店頭の天井近くの縁にフックを取り付けていきます。
上に取り付けてしまうと、メッシュターポリンといえど、光を通せなくなってしまうので、ギリギリの縁にしっかりとフックを取り付けました。
引っ掛ける場所が先に決まっている場合はハトメの位置を引っ掛ける場所に合わせて作成。
ハトメの位置に合わせてフックなどを取り付ける場合には、実際に展示をしながら取り付けることをオススメします!
・ハトメでポスターを吊り下げていく
ハトメを引っ掛ける場所が完成したらあとは吊り下げて行くだけです!
今回は直接フックにハトメを引っ掛けて吊り下げて展示してみました!
展示の場所に合わせてヒモやチェーンなどを活用して吊り下げるのもオススメです!
コチラのブログにハトメについて詳しく書いてありますので合わせて御覧ください。
屋外など、落下の危険性がある場合にはしっかりとポスターを固定してください。
メッシュターポリンなど軽い用紙を使用していても、場合によっていは事故や怪我につながる可能性がございます。
■ポスター印刷?横断幕印刷?違いは?
わかりやすく「横断幕」とご紹介しましたが、プリオでは2パターンでご注文頂けます!
ちなみに、今回作成したSUMMERは商品としては「ポスター印刷」でのご注文になります。
違いについてご紹介いたします!
・横断幕
プリオで取り扱っている「横断幕」は「周囲縫製」を活用した、より強い加工です。
4辺を熱圧着することによって、より強く、より長く展示して頂ける商品です。
メリット…とにかく強い!大きなポスターや屋外でしっかりと固定して展示したい場合にはコチラがオススメ!
デメリット…枚数や大きさなど、ご注文によってはご納期を頂く場合がございます。お気軽にご相談ください。
・ポスター印刷
今回ご紹介したSUMMERのイラストは「ポスター印刷」です。
ポスターにハトメ加工するだけで、一般的な横断幕のようなポスターを作成することが可能です!
メリット…特殊加工が無いため、納期は通常通り最短当日発送!
デメリット…周囲縫製加工がされた横断幕よりは若干強さが劣ります。
(用紙そのものの耐久性が反映されます!)
プリオでは「とにかく長期間しっかりと展示したい!」という方をのぞいて、基本的には「ポスター印刷」をご活用頂いています。
横断幕とポスター印刷について更に詳しくコチラの記事で紹介しておりますので合わせて御覧ください
「横断幕とポスター印刷、どっちで注文したら良いんだろう…?」
という方はお気軽にお問い合わせください!
ご利用条件やサイズ、納期や金額の面など、お客様のご希望に近いものをご提案させて頂きます!
■まとめ
いかがでしたか?
ハトメを活用した展示の仕方やメッシュターポリンの特徴など、実際の展示物を使ってご紹介してきました。
少しでも商品のイメージが伝わりましたら幸いです!
今回のように店頭を華やかにするのは勿論、集客や販売促進、応援アイテムなどなど、様々な場所に活用できますので、是非チャレンジしてみてください!
皆様からのご注文、お待ちしております!
■オマケ
今回作成したポスターのカットからハトメ加工までを動画で撮影してみました。
3倍速で作業風景が見れますので「こんな風にできてるのかぁ~」とのんびり見て頂けたら幸いです。