ポスター製造スタッフ【成井の目】ノーサイド
おはようございます。
製造・成井です。
雑誌のコラムから・・・・です。
ラグビーW杯の日本開催が迫っています(9/21~)
ラグビーの魅力を経験者は「ノーサイドの精神にある」と語ります。
「ノーサイド」とは、ラグビーで試合終了を指す言葉であり、
「試合が終われば勝利の側(サイド)も負けた側もない」という意味です。
戦意むき出しでぶつかり合っていた男たちがノーサイドのホイッスルが鳴ると、
敵も味方もなく健闘をたたえ合うのが「ノーサイド」の精神です。
試合を終えた選手たちはシャワーを浴びた後、ブレザーに着替え、
敵味方交えてパブ(酒場)で懇親会をするのが伝統です。
酒場で「あのタックルにはまいったよ」「どうしてあそこでパスを出せたんだい?」と
酒で顔を赤らめた、ゴツい男たちの晴れやかなやりとりがあるのです。
このパブでの懇親会を愛するラガーマンは多く、
「パブはフィールドと同じくらいラグビーの大切な一部なんだ」といわれます。
応援するサポーターも、応援席は決められておらず、
敵味方のサポーター関係なく自由に座ります。
相手チームの選手でもよいプレーであれば拍手するのが伝統です。
さらにラグビーは国境をも「ノーサイドの精神」で、
ラグビー代表に選抜される資格は、
国籍がなくても3年以上住んでいれば選ばれる資格を持ちます。
さて、現代社会・・・・
会議では社員同士、どちらの案を採用するかで議論を戦わせますが、
会議が終われば「ノーサイド」で仲良く接したいと思いますし、
夫婦喧嘩もありますが、ずっと冷戦を続けるのではなく、
お互いが悪かった点を認めて謝って「ノーサイド」にしたいですし、
選挙も終われば「ノーサイド」にして国益のために協力していかねばなりませんし、
国家間でも外交でぶつかっても、交渉がまとまったら「ノーサイド」でありたいものです。
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日常生活の中で、誰かと主義主張が異なり、ぶつかり合うこともありますが、
事がまとまったならば「ノーサイド」の精神を見習っていきたいものですね。
今日も毛が無く、否、怪我無く!