今月の1冊 読書という荒野
おはようございます、受注チームの佐藤仁です。
今月の1冊はこちら。
読書という荒野 見城 徹 著
幻冬舎代表取締役社長である著者。
そんな著者が読書を通じて獲得してきた言葉や考え方、生き方を語ってくれます。
そして、著者に影響を与えた数々の作家と作品を、著者の言葉を通じて教えてくれます。
以前もこの著者の本を紹介読みましたが、、
その時の一冊はこちら
やっぱり言葉に熱や魂が宿っているというか、
著者ではない別の人が書いた本であるのにも関わらず、
言葉の一つひとつに重量が感じられて、まるで彼自身が作品を書いてさえいるかと思えるほど。
読書は、「何が書かれているか」ではなくて「自分がどう感じるか」であると語り、
「読書を通じて一生経験できないことを学ぶ」と言います。
彼自身が、影響を受けた本の作者・作品に対し追体験を行ったことで、自分の言葉となって一冊の読書紹介本が出来上がったんですね。
前回同様、あっという間に読み終わってしまいました。
少し別の話にはなりますが、
正直私自身、ただの自己啓発的なビジネス本に飽きてきている部分があります。
特に何かを明確につかんだり、次のステップへ進めているっていうわけでもありません。
それでも、少し読書に対する熱の入り方が変わってきていることを感じています。
これからは、自己啓発、ビジネス書という切り口だけではなく、
読み物や勉強できると感じられる本を読んでいきたいと思います。
取り急ぎ、著者がこの本の中で絶賛していた
『蜜蜂と遠雷』を読みたいと思います。
※映画で観ましたが、本もよさそうで、とても楽しみです。