2017.01.02社員ブログ

ポスター製造スタッフ【成井の目】年初めは何でしたか?

おめでとうございます。
ある時はポスターカットマン、ある時はミスター・タペ
そしてある時は厳しいBチェッカー 製造・成井です。

私事ですが、元旦に一番最初にした事は、
昨年1年間お疲れ様の感謝の意をを込めて、私の3歳下の弟(?)である
愛用のベースのメンテナンスでした。
皆さんの「年初め」は何だったでしょうか?
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心理学博士の小林正観さんのところに、
観光地の旅館の主人が相談に来たそうです。

「10年前は観光客が今の2倍だったのに、
 近年は観光客が激減して、宿を利用する客も半分になってしまった。
 今は観光地のピーアール活動を一生懸命しているが、
 それ以外にお客を増やす方法を教えて欲しい」
というものでした。

小林正観さんと主人とのやり取りは次のようなものでした。

「お話によると、観光客が増えれば客が増えるということですね。」
「はい」

「そして観光客が減れば、客が減るということですね。」
「はい」

「だとすれば、宿そのものに魅力がないということではないですか?」
「…」

小林さんは宿の主人に、
「環境を嘆くのではなく、宿そのものを魅力的で喜ばれる旅館にすること」
を提案されました。

お客様のこと一番に考えて、旅館そのものを魅力的にしていけば、どんな場所でもお客は来ると。

非常に厳しい言葉ですが、これは私たち自身にいえることではないでしょうか。
私たちはついつい、うまくいかないことを自分の外側のせいにしたくなるものです。

もっといい環境だったら…
もっといい時代だったら…
もっといい友人がいれば…

違いますよね?
どんな環境でも、自分自身が幸せを作り出す。
そう決めることが始まりではないでしょうか。
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「いい出会いがない」と愚痴をこぼす前に、自分が魅力的な人になっていく。
「会社が悪い」という前に、自分がまず〝最高の社員〟になる。
「幸せがない」と言う前に、自分が誰かを幸せにする。

そうした〝自分発〟の生き方をしたとき、
初めての神様は味方になってくれるような気がします。

結局、〝不幸〟の裏返しは〝期待〟です。
幸せを求めるのではなく、自分自身が幸せを作り出していきましょう。

と、ベースの神様に感謝しながらレモンオイルを丁寧に塗った元日でした。

本年最初の「成井の目」。
ネタが無くなるまで続けます。
今日も今年も毛が無く、否、怪我無く!