【メッシュターポリンとは】どんなところで使うの?
こんにちは!ポスター印刷のプリオです。
プリオでは様々な用紙を取り揃えています。
その中でもかなり個性派の用紙が『メッシュターポリン』。
目次
メッシュターポリンとは
名前の通りおよそ1mm角の細かな穴が開いたメッシュ状になったターポリンです。
ポリエステルや塩化ビニールでできた、横断幕印刷に使用されるメディアとして有名です。
そんなメッシュターポリンは
「どういった場面でこのメッシュは役立つんですか?」
とお問い合わせいただくことがあります。
本日はメッシュターポリンを使用するメリットとデメリットをご紹介します。
メッシュターポリンのメリット
風に煽られない
なぜメッシュ状になっているのか、ずばり風を通すためです!
ポスターを吊るして使用する場合、風が吹くとポスターが煽られて
破れや折れの原因になってしまったり、近くにいた人に当たってけがをさせてしまうなど危険がいっぱいです。
ポスターが動かないようしっかり固定できればいいのですが、難しい場所もあるかと思います。
メッシュターポリンは風を通すため煽られにくく安全です。
また、丈夫な素材なので破れることもありません。
目隠しとして使える
「ベランダに看板として掲示したいけど、ポスターを貼ると日を遮ってしまう。」
「外から丸見えなのが恥ずかしいから目隠しを貼りたいけど日は通したい。」
という看板や目隠しを掲示したいけど真っ暗にはしたくない!というときにもメッシュターポリンがおすすめです!
細かなメッシュが日差しを通してくれます。
目立たせたいけど威圧感は抑えたい
「大きなポスターを飾りたいけど威圧感は抑えたい」
こういった場合にメッシュ状であることが役に立ちます!
展示会ではブースの面積が限られていて大きなポスター1枚を貼るとなかなか威圧感がある装飾になってしまうことがあります。
メッシュ状ゆえに少し印刷が薄い印象になります。
だからこそ大きく存在感があるけど威圧感を与えずにポスターを掲示していただけます。
メッシュターポリンのデメリット
印刷が薄い印象に仕上がります。
メッシュ状ゆえに離れてみた時に印刷が薄い印象があります。
色濃く、はっきりとした印象にしたい場合はメッシュターポリンは避けた方がよいかと思います。
合わせ縫製の時に合わせ箇所が目立つ
メッシュターポリンは横断幕でご注文いただくことで合わせ縫製ができる素材です。
2枚のメッシュターポリンを重ね合わせて熱圧着することで大きな横断幕を作成できます。
しかし、メッシュ状ゆえに重ね合わせた部分(左図の②の部分)が目立つ仕上がりになります。
気になる方はメッシュターポリンではなくターポリンでご注文ください。
細かなデザインには不向き
1mm角の穴が開いているので特に小さい文字がある場合は注意が必要です。
読めなくなります!
こちらの記事で検証した結果、「50mm×50mm」の大きさのQRコード(2次元バーコード)は読み込むことができました。
文字やQRコード、バーコードを印刷する際はその大きさにご注意ください。
いかがでしたでしょうか。
メッシュターポリンを全く検討していなかったお客様に用紙サンプルを全種お送りしたところ
そのスタイリッシュな印象に好感を持っていただきメッシュターポリンをご注文くださったお客様もいらっしゃいました。
あまり目にしたことがないかもしれませんので、是非用紙サンプルを手に取り実際にご覧いただければと思います!