2021.11.22データの作り方 , プリオの使い方

【Illustratorで印刷データ作成】1つのデータに1つのデザイン!

こんにちは!ポスター印刷のプリオです。

この記事では実際にトラブルになってしまったことがあるAdobeIllustratorでのデータの作り方をご紹介します。

どんなデータかというと…
1つのデータの中に複数のデザインが存在するデータです。

1つのデータに1つのデザイン

プリオでは1データに1デザインをご用意いただくようにお願いしています。

 

こんなデータは予期せぬ印刷結果になることがあります。

  • アートボードが複数ある
  • 1つのアートボード内に複数のデザインがある
  • レイヤーごとに異なるデザインが作られている

何故1つのデータの中に複数のデザインがあるといけないのか

複数のデザインがあることに気づけない

アートボードが複数あるデータをパソコンで開いたとき一部のデザインがフレームアウトしていたがゆえにその存在に気付かないことがあります。

レイヤーを分けている場合もデザインの存在自体に気付かず、印刷されなかったということが起きてしまいます。

印刷不要なデータまで入稿してしまう

プリオだけでなく印刷会社には印刷しないデータは送らないのが基本!

1つのデータの中に複数のデザインがあり、その内の一部のみを印刷してほしい場合は「印刷しないデータは削除して」ご入稿ください。

 

デザイナーさんがIllustratorで1データ内に複数のデザインを作り、注文者さんに納品。

Illustratorを開くことや編集することができない注文者さんがデータを確認せずにプリオにデータ入稿。

プリオでどのデータを印刷したいのかわからず注文者さんに確認するも注文者さんも「わからない」…ということが起きたことがございます。

デザインごとに名前を付けて管理できない

デザイン一つ一つに名前がついていないと指示を出すときにもミスが起きてしまうかもしれません。

データごとに名前を付けることはできますがデータ内に複数のデザインがあるとデザインごとに名前を付けることができません。

印刷会社とのやり取りの時だけでなく、デザインの管理にも不便です。


雑誌や漫画、同人誌などの冊子の原稿データでない限り一つのデータに複数のデザインをまとめてしまうのは避けるのが吉です。

プリオに入稿する際にはぜひご留意くださると幸いです。

 

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