ラミネート加工で色は変わる?紙は何を選べばいい?
こんにちは!ポスター印刷のプリオの三井です。
今回は本当によくあるお客様とのやり取りを写真付きで解説したいと思います。
ラミネート加工するときは一番安い紙でいい?
よくあるお問い合わせに
ラミネート加工をするとき、用紙はなんでもいい?
パウチラミネート加工をすると用紙が何であっても光沢があり、耐水性の高い仕上がりになる。
であれば印刷する用紙は何でもいいですよね?
というお問い合わせをいただくので検証してみました。
先に結論を
先に結論を申し上げます。
色(発色)に強いこだわりがなければ紙はなんでもOKです!
用紙によって紙の色(白色)は微妙に変わります。
例えばマット紙と耐水紙であれば印刷するプリンターもインクも違います。
同じデータを印刷しても用紙によって仕上がりの発色に微差が出るのです。
マット紙と光沢紙の色を見比べてみよう
試しにとてもポピュラーな「マット紙」と「光沢紙」の色を見比べてみましょう。
ちなみにプリオの取り扱い用紙の中で一番安価な用紙はマット紙です。
マット紙と光沢紙は印刷するプリンターとインクは同じです。
用紙自体は違うので元の白色や光沢感に違いがあります。
個人的には光沢紙の方がマット紙より白地が少し黄色がかっているかなと思います。
人の肌色を見ると特に違いが分かりやすいかと思います。
光沢紙のほうがより肌色が濃く見えます。
※データのカラーモードによって肌色の見え方も異なります。
人物のお写真がすべて濃く仕上がるわけではありません。
ラミネート加工を施してみた
マット紙にグロスラミネートを、光沢紙にマットラミネートを貼りました。
マット紙
グロスラミネートを印刷面に貼りました。
ラミネートは無色透明です。グロスラミネートなので光沢が出ました。
光沢紙
マットラミネートを印刷面に貼りました。
マットラミネートも無色透明です。艶消しの効果があります。
あらためて結論
どの紙にパウチラミネートを施しても印刷面の耐水性や耐久性に差はありません。
用紙によって色味は多少の差があるので色味にこだわりたい場合は要注意です。
また、色は変わりませんが光沢の変化で印象は変わります。
用紙サンプルを取り寄せよう
お写真で見るより実際に手に取っていただいた方が断然わかりやすいです!
用紙サンプルは無料でお送りできますのでご入用の方はこちらからご請求ください。
ラミネートフィルムも同梱しますので、気になる紙にラミネートフィルムを貼ってみて変化をお確かめください。