2024.01.30社員ブログ

【今月の1冊】ごはん作りの絶望に寄り添うレシピ やる気0%からの料理術

こんにちは製造チームの西です。

今月の私の一冊は「ごはん作りの絶望に寄り添うレシピ やる気0%からの料理術」です。

この本のタイトルを見た時、私にピッタリの本だと思いました。

私はご飯を食べることが好きなのですが、作るのはあまり好きではありません。

そんな私ですが子どももいますし外食ばかりしていられないのでほぼ毎日何かしら料理をする必要があります。(夫が作ってくれることも多いのでありがたいです)

はぁ…ご飯作らなくちゃ……と思いながら料理をする私はごはん作りに「絶望」していたのか!とタイトルを見たときに納得しました。

「レシピ」とタイトルにある通り、簡単に作れる料理の紹介もありますが私の目当てはエッセイ部分です。

とにかくごはん作りへの絶望に共感したかったのです。

料理本を出しているような方でも普段の料理に絶望しているなんて知れたら気持ちがぐんと楽になります。

とはいえ読んでみるとさすがに私ほど料理に面倒臭さを感じていないようでした。

それでも「わかるわかる」というポイントは多く、例えば「レシピの落とし穴」として書かれていた「レシピを最後までしっかり読んで工程をイメージしてから作らないと作り始めてから足りない材料や一晩寝かせる必要があることに気づく」話が書かれていて

これは私も何度か経験しているので「レシピ本を出している側の人でも同じ目に合っているんだ!」と少し心が軽くなりました。

また、あまり作る気のなかったレシピ部分も試してみたくなるようなものがいくつかありラッキー!となりました。

びちゃっとしやすい野菜炒めにはとろみをつけるという天才的な発想は私にはありませんでしたし、

目から鱗が出るようなピーマンの切り方も載っていて「そんな方法が!!」とびっくりしました。

本を読んでからも私はごはん作りを面倒だと感じる気持ちに変わりはありませんが、そんな私にちょっと寄り添ってくれる素敵なエッセイでした。

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