【フォントのサイズ】1ptは何mm?
この記事では文字の大きさ「pt(ポイント)」と文字を印刷するときの注意事項をご案内いたします。
文字の大きさについて
文字の大きさ(フォントのサイズ)の単位は pt(ポイント)です。
1ptは約0.35mm。
1pt | 0.35mm | 48pt | 16mm | |
2pt | 0.7mm | 60pt | 20mm | |
4pt | 1.4mm | 72pt | 24mm | |
6pt | 2.1mm | 85pt | 28mm | |
8pt | 2.8mm | 100pt | 33mm | |
10pt | 3.5mm | 120pt | 39mm | |
12pt | 4.2mm | 150pt | 50mm | |
36pt | 12mm | 200pt | 66mm |
印刷に適した文字の大きさは
印刷するなら最小でも6pt以上の大きさがおすすめ。
プリンターや印刷する用紙によってインクの吸いやすさやにじみ具合に違いがあります。
線がにじんでしまうと小さな文字は潰れてしまいます。
印刷してみた
明朝体、ゴシック体の2種類を12ptから4ptまでのフォントサイズで実際に印刷してみました。
4ptと5ptはかなり小さく、文字によっては潰れてしまっています。
白抜きの文字は要注意
先程の参考画像は、背景色なしの状態に黒文字を印刷したものですが、黒背景に白文字を印刷するとこのような仕上がりに。
先程と比較すると、6ptでも明朝体のような細い字体ですと、かすれてしまい読みづらく感じます。
弊社の場合は黒い紙に白いインクで印刷しているわけではなく、白い紙に背景の黒い部分を印刷しています。
白い文字はインクがのっていないということです。
この場合、白い文字は線が細いと背景色でつぶれて見えなくなってしまいます。
背景が黒や紺、こげ茶などの濃い色で白い文字を表現したい場合は文字は大きめに設定いただくと安心です。
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印刷するサイズによって適切な文字の大きさは変わりますが、小さすぎて読めない・潰れてしまうといったことは最低限避けたいものです。
プリオでは文字の大きさはデータの確認項目に入っていません。
印刷するデータを作成する時点でご注意いただけますと幸いです!