2017.11.04Adobe Illustrator , データの作り方

Illustratorでデータ作成!(パターン/総柄の作り方)

こんにちはデータチェックを担当しております岡です。

 

今回はイラストレーターでデータを作成している方にお役立ちな情報です。

印刷用データを作っている時に下の画像のように柄を繰り返して使いたいと思った事はありませんか?

この繰り返しの柄の作り方を今回はご紹介します。
単純に「コピー&ペーストを繰り返していけば良いのでは?」と思った方もいるかと思いますが、毎回コピー&ペーストをするのも骨が折れますね。
あと細かすぎる繰り返しの柄はコピー&ペーストを繰り返す内にどんどんデータが重くなりますよね。
更にはパスが増え過ぎて見た目的にも少し邪魔です。

なので、今回は1回作ってしまえば使いまわせる方法を紹介します。

パターン(繰り返し柄)の作り方

1)柄の1パーツを作る。

2)「ウインドウ」→「スウォッチ」を選択してスウォッチタブを呼び出す。

3)作った柄をスウォッチタブにドロップすると、スウォッチが追加されます。

4)オブジェクトを作って塗りのカラーに先程のドロップしたスウォッチを選択。

5)オブジェクトの塗りが繰り返しの柄になります。

【補足】
作ったスウォッチをダブルクリックすると細かな設定ができます。

また、プリオのセルフチェックシステムを使うとスウォッチの項目にNGが付きます。
入稿データにする場合、作ったスウォッチを削除して貰えれば、セルフチェックでもNGが付かずにチェック可能です。
※ただしセルフチェックの警告文通り分割線が出る危険性は残っていますので、画像化を強くおすすめします。

これで、簡単に繰り返しの総柄やパターンが作れます。
よく服の柄などでも使われる千鳥格子やタータンチェックなんかもこの機能で作れます。

 

ちょっとした印刷データの背景などに使ってみてはいかがでしょうか。

以上紹介でした。
是非お試しくださいませ!