2017.11.19Adobe Illustrator , データの作り方

イラストレーターで激軽!スリムなデータ作成方法!

こんにちはデータチェックを担当しております岡です。

昨今のPCの性能UPのおかげか、お客様からご入稿いただくイラストレーターデータ(.ai)で容量が1GB近くやそれを超えるデータ容量の入稿が多発しています。
1つ1つは大した事無い容量でも数多くのデータ点数になった場合、データ容量が大きいのは入稿側も入稿先の印刷会社でも厄介です。
データを開くのも、保存するのも骨が折れますね。

そこで、今回はイラストレーターでデータを作成する際に容量を軽くする方法をご紹介します。

イラストレーターで作成されたデータ(.ai)は編集機能や特殊効果をデータ内に残したまま保存されています。
このせいで、イラストレーターデータは容量が大きくなりがちです。

大判出力センターのプリオでは入稿データの内容を編集する事は基本的にはありません。
なので、この編集機能は無くても問題ありません。

そこで、イラストレーターのデータをPDFデータとして保存する事をお勧めしております。

以下は保存方法です。

1)イラストレーターの「ファイル」メニュー内の「別名で保存」から、ファイルの種類を【PDF形式】に変更して保存。

2)別ウインドウが開くので、「プリセット」を【高品質印刷】を選択。

3)下部のオプションの項目内の「Web表示用に最適化」のチェックを外して保存。

 

Print

手順はこれだけです。
後は、このPDFファイルを入稿するだけでOKです!

この方法で1GBだったファイルが100MBまで下がった事もあります。
もちろん、元データからの画質の劣化もございません。

データ容量が大きくてお悩みの方は是非お試しください。
保存方法を変えるだけで劇的にデータが軽くなります。

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