ポスター製造スタッフ【成井の目】コップの水
おはようございます。
製造・成井です。
所属しているバンドの練習曲に関連している動画をアチコチ見ていて・・・
「コップに半分入った水を『もう半分しかない』と思うのか、
『まだ半分もある』と思うのか」という歌詞がありました。
さてさて・・・ある講演会からの抜き出しです。
同じ現実に対して、見方を変える事を、心理学用語では「リフレーミング」といいます。
直訳すると〝フレームを再構築する事〟です。
私たちは、物事に対して、
〝自分の解釈〟というフレームを通して、意味付けをして生きています。
ある人にとって、「最悪の状況」でも、ある人にとっては「チャンス」です。
ある人にとて「イライラする出来事」も、ある人にとって「学びの場」です。
それは、それぞれのフレームが違うからなんですね。
「あの人は心の器が広い」と言ったりしますが、
それはある意味、フレームに余裕があるのです。
一方、怒りやすい人というのは、フレームが小さくて、
そのフレームにしがみついて生きています。
では、どうすればリフレーミング(フレームの再構築)ができるのでしょうか。
一番簡単な方法は、〝他人の脳で考えてみる〟ということだそうです。
「あの人だったらどう考えるだろう?」
「尊敬するあの人だったらなんて言ってくれるだろう」とイメージしてみるのです。
そしてもう一つは、〝時間軸〟を変えることです。
「10年後の自分はなんと言ってくれるだろう」
「100年後この問題はどうなるだろう」などと考えてみるのです。
そうすることで、問題の意味が変わっていきます。
他人の脳で考えることで、フレームが〝横〟に伸び、
時間軸を変えることで、フレームが〝縦〟に伸びていくのです。
つまり、心の器は、縦と横に引き伸ばせるのです。
これは日々の心がけによって少しづつできること。
そしてその度に、人生の景色は変わっていきます。
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自分の今のフレームにしがみつくのではなく、
少しづつ、心の器を広げていきたいですね。
今日も毛が無く、否、怪我無く!