2017.09.18社員ブログ

ポスター製造スタッフ【成井の目】光と闇

おはようございます。
製造・成井です。

最近、嫌なこと、苦しいこと、悲しいこと、ありましたか?
「悲しむ人々は、幸いである」と、西洋の偉人はいいました。
そして、東洋の偉人は、
「大きな苦しみのあるところには、大きな喜びがある」と断言しました。

いずれの言葉も、悲しみは教訓であり、
その人を清めてくれるものであるという真理を表しています。

悲しみは人生の終わりではなく、
道に迷った魂を安全で平穏な場所へと導いてくれます。

悲しみの終わりには、喜びと心の安らぎが待っています。
強い信念を持って、真理を探し求めましょう。
断固とした態度で、利己心と激情に立ちむかいましょう。
悲しみの季節は、人生のほんの一時期、あなたに与えられた試練なのです。

自分に属さないものが、自分を襲うことなどけっしてありません。
人生の明るい部分だけが、その人のものなのではありません。
人生の暗い部分もまた、その人のなかにあるものなのです。

「起こること」にはすべて意味がある ジェームズ・アレン
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現在、良いことだらけで、幸せばかりで、明るい出来事ばかりだと感じる人は、
恐らく過去に深い暗闇を経験している人だと思います。

いつも明るく振る舞って、冗談ばかり言っている人に聞いてみたら分かります。
暗闇があったからこそ、小さな灯さえも気付けて感謝できるのです。

明るい所に居過ぎたら、小さな灯りに気付かず通り過ぎたり、
人の心を踏みにじってしまうかもしれません。
暗闇は、ときに人を優しく強く深くする・・・ということです。

以前行った“相田みつを美術館”にあった「いのちの根」という詩をご紹介します。

涙をこらえて悲しみに耐えるとき
愚痴をいわずに苦しみに耐えるとき
言い訳をしないで黙って批判に耐えるとき
怒りをおさえてじっと屈辱に耐えるとき
あなたの眼の色が深くなり
命の根が深くなる

今日も毛が無く、否、怪我無く!