【検証】特色のあるデータを印刷してみた
ポスター印刷のプリオです!
今日は印刷エラーの1つ、特色についてお話したいと思います!
特色とは
CMYKのプロセスカラーでは再現出来ない色。
金・銀・蛍光色など、特別にインクを混合してつくられる特別色のことをいいます。
ポスター印刷のプリオでは、印刷は全てCMYKのプロセスカラーで行っておりますので
特色は印刷できません。
特色が残ったまま印刷を行うとプリンターが色として認識せず
・色抜けの状態で印刷される
・色の転びが発生する
などのエラーが起きてしまいます。
検証してみました
本当にエラーが起きるの?
実際に印刷したら色がどう変化するの?
実際に印刷して検証しました!!
印刷に使用したデータがこちら。
ピンクとグレーの特色を使ったお家です。
印刷結果はいかに…?!
特色を使用したデータ(写真:左側)、特色を破棄したデータ(写真:右側)。
いかがでしょうか。
今回、色抜けは発生しませんでしたが色の転びが起きていました。
特色を残したままの印刷は元のデータに対して
ピンクが蛍光色のような明るめな色味になっています 。
それに対して、グレーの特色は大きな変化はなかったように感じました。
この様に、特色はどのように印刷されるかがわかりません…
ご希望のお仕上がりに近付けるためにも、特色は使用せずにデータをご制作下さいませ!
特色の処理方法
スウォッチパレットの中をご確認ください。
右下に●印がついているものが特色です。
選択して削除しましょう!
特色を破棄した後は元のデータの色に大きな変化がないかを確認してご入稿ください。
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