2021.02.02データの作り方

【検証】特色のあるデータを印刷してみた

ポスター印刷のプリオです!

今日は印刷エラーの1つ、特色についてお話したいと思います!

特色とは

CMYKのプロセスカラーでは再現出来ない色。
金・銀・蛍光色など、特別にインクを混合してつくられる特別色のことをいいます。

ポスター印刷のプリオでは、印刷は全てCMYKのプロセスカラーで行っておりますので
特色は印刷できません。

特色が残ったまま印刷を行うとプリンターが色として認識せず
・色抜けの状態で印刷される
・色の転びが発生する
などのエラーが起きてしまいます。

検証してみました

本当にエラーが起きるの?
実際に印刷したら色がどう変化するの?

実際に印刷して検証しました!!

 

印刷に使用したデータがこちら。
ピンクとグレーの特色を使ったお家です。

1104-01

印刷結果はいかに…?!

特色を使用したデータ(写真:左側)、特色を破棄したデータ(写真:右側)。

1104-02

クリックすると大きく表示されます。

いかがでしょうか。

今回、色抜けは発生しませんでしたが色の転びが起きていました。

特色を残したままの印刷は元のデータに対して
ピンクが蛍光色のような明るめな色味になっています 。

それに対して、グレーの特色は大きな変化はなかったように感じました。

 

この様に、特色はどのように印刷されるかがわかりません…

ご希望のお仕上がりに近付けるためにも、特色は使用せずにデータをご制作下さいませ!

特色の処理方法

スウォッチパレットの中をご確認ください。
右下に●印がついているものが特色です。

選択して削除しましょう!

特色を破棄した後は元のデータの色に大きな変化がないかを確認してご入稿ください。

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