Illustrator 整列機能を使いこなそう!
こんにちは!
入稿データ担当の清水です。
今回はIllustratorの「整列」についてご紹介いたします。
まず前提として整列機能を使うときは、
整列したい各データを「グループ化」しておきましょう。
画像とトンボをグループ化しないで整列するとこんな感じに↓
トンボと画像がバラバラに整列されてしまいますのでご注意を。。
整列の基本は以下の6つになります。
水平方向中央に整列
水平方向右に整列
垂直方向上に整列
垂直方向中央に整列
垂直方向下に整列
何となく見た目でどんな風に整列されるかわかりますよね?
でもどこを基準に整列するのでしょう?
体育の授業でもありましたよね。
○○君基準!1、2!開け!
みたいなやつ。
基準がないと整列できないんです。
ではどこで基準を決めるのかというとここ!
下の段右側の□をクリックすると、
「選択範囲に整列」
「キーオブジェクトに整列」
「アートボードに整列」
これが整列の「基準」になります。
この3つのうち
「キーオブジェクトに整列」
「アートボードに整列」
を紹介いたします!
何も操作をしない場合、初期設定で基準は「アートボードに整列」が選択されています。
アートボードに整列はこんな時に便利です。
アートボードとデータがずれている時に、
1.水平方向中央に整列
これでアートボードの真ん中に整列ができます。
ただアートボードに整列は2つ以上のデータを選択して行うと、
全部のデータが中心に配置されてしまうので、
データが重なった状態になってしまいます。
たとえばデータがこんな風になっていて、左4、右4で綺麗に並べたい!という場合「キーオブジェクトに整列」が役に立ちます。
1.整列したいデータを選択
基準になるデータは選択が濃くなり、整列のマークが鍵のマークになります。
3.この状態で水平方向中央に整列。
4.さらに整列の3段に分かれている一番下左側
「等間隔に分布」で、
「垂直方向等間隔に分布」
そうすると、綺麗にぴったり整列されます。
今回は0mmなのでぴったりくっつきますが、設定をすれば余白をあけて整列もできます。
5.右側も同様にして並べます。
6.左側を基準にキーオブジェクトにして整列で完成!
ここで重要なのは左4つ、右4つそれぞれグループ化しておくことです!
整列はグループ化がなくてはその効力を発揮できません。
文章にすると難しそうに見えますがやってみたらすごく簡単です♪
いろんな事に応用して使用できる便利機能です!
整列機能を覚えてしまえば、いろんな作業がはかどる事間違いなしですよ!
ではでは良い整列ライフを~