データ作成のお悩み ~推奨線幅は0.3pt以上~
ポスター印刷のプリオ データ担当の越川です。
データご制作時にこんなお悩みをお持ちではないでしょうか…?
印刷後、自分で加工を行う為に目印の線を出来るだけ細い線で残したい…。
でも細すぎると印刷されないんじゃないだろうか??
どこまで細くしていいの~~…?!
ということで、本日は推奨の最小線幅についてご説明致します!
線幅の指定方法
Illustratorでは罫線を引いた際に、線の幅を指定することができ
サイズは最小で0.001ptまで入力することが可能です。(※0ptを除いて)
メニューバーの ウィンドウ ⇒ 線 でタブを表示できます。
以前、データ作成のお悩み ~推奨フォントサイズは6pt以上~でご紹介しましたが
1ptは約0.35mmとなっております。ご参考までに。
0.1pt~3ptまでの幅の線を実際に印刷してみました!
左から色の設定が K100%の線 / K50%の線 / K20%の線 となっております。
多少、写り具合も影響しているかもしれませんが
K20%の0.3pt以下はほとんど見えません…。
K100%でも0.1ptまでなると少しかすれたような状態です。
ということで、線幅は最低でも0.3pt以上に設定することをお勧め致します。
ヘアラインの設定はNGです!
ヘアラインとは「塗り」で色を指定していて「線幅が空欄(0pt)」で表現されている線のことです。
ヘアラインで作られた線は、画面上では見えていても実際の印刷には反映されません。
罫線は必ず「線」で色と線幅を指定してご制作下さい。
ご参考になりましたら幸いです。