2022.08.23Adobe Illustrator , データの作り方

イラストレーターでデータ作成!リンクと埋め込みの違いを解説

こんにちは!ポスター印刷のプリオです。

こちらの記事ではイラストレーターにおける、写真や画像データの配置の種類についてご紹介いたします。

データを配置するときはリンク配置埋め込み配置の2種類の配置方法があります。

リンクと埋め込みの配置方法は

リンク配置埋め込み配置、スタートは同じ。

【ファイル】→【配置】

配置操作

違いは配置ウィンドウのチェックの有無。

次に、リンク配置埋め込み配置の違いを解説いたします。

リンク配置

写真や画像のリンク情報を記録し、プレビュー表示させる配置方法。

データ作成の時点では、こちらがとても便利です。
 

使いやすいところ

  • イラストレーターに配置データの情報が含まれないので、データ容量を小さく抑えることができる。
  • 元画像が重くてもプレビュー表示なので作業が快適。
  • 元画像を調整すればリンク先のイラストレーターデータでも反映される。

 

使いにくいところ

  • リンク配置後にリンクデータのファイル名や保存先を変更すると、リンク切れとなる。
  • リンク切れを起こした状態で出力をすると、画像が表示されない。
  • 他の環境でデータを開くときは、配置しているすべてのデータも必要になる。

埋め込み配置

写真や画像のデータ情報をイラストレーターに埋め込む配置方法。

データ入稿や、他の人にデータを渡すときにオススメ。
 

使いやすいところ

  • 元データが存在していなくても出力される。

 

使いにくいところ

  • データ情報をそのまま埋め込むため、データ容量が増える。
  • 埋め込みデータが重いとイラストレーターの動作が遅くなって作業がしにくくなる。
  • 元画像を調整しても、イラストレーターでは反映されない。

 

プリオの入稿データで良く見られる、配置トラブル

  • リンクデータの名前を変更してしまってリンク切れの状態になる。
  • リンクデータの入稿忘れ。
  • イラストレーターと、リンクデータのカラーモードが異なっているため、イメージと違う色に仕上がる。
  • 埋め込んだデータが重すぎて、入稿がうまくできない。

などなど・・・結構トラブルが多いのです。

 

入稿時はPDFデータにするか、配置画像を埋め込んだ状態がオススメです!

 

 

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