イラレでのトンボ(トリムマーク)のつけ方
今回はイラレでのトンボ(トリムマーク)のつけ方をご紹介いたします。
この記事を読んで、イラレのトンボのつけ方をマスターしましょう!
・トンボってなに?という方は「トンボ(トリムマーク)について」を一読ください
目次
トンボ(トリムマーク)の作り方
1、イラレのツールパレットより長方形ツールを選択します。
2、塗り/線ともに『なし』の状態にしてください。
3、長方形ツールを選択後、アートボードをクリックします。
長方形ダイアログが開くので、印刷物のサイズ(仕上がりサイズ)入力します
塗りなしの長方形が作成されました。
4、塗りなしの長方形が選択されているのを確認したうえで
メニューバーのオブジェクトを開き、『トリムマークを作成』をクリックします。
※イラレではトンボをトリムマークと呼んでいます。
5、完成です!
2、の「線」を『なし』にするというところが正確なトンボを作る重要ポイントです。
線がある場合、線の太さの関係でトンボが若干大きく作成されてしまいます。
残念トンボシリーズ
こちらは、せっかくカット指示を出していただいているのに
もったいない!となるトンボのご紹介です。
塗り足しが無い
この状態でのご入稿データが非常に多いです。
言葉の通り塗り足しが無いので、余白が入って仕上がる恐れがあります。
下の図のようにトリムマークの角の部分までしっかりと背景などを作成していただければ、とてもキレイに仕上がります!
実線でカット指示がある
こちらはトンボに塗り足しもしっかりとあるのに、カットする位置に実線がついています。
そうすると、ポスターの端に実線が入りこんで仕上がる恐れがあります。
トンボがついていればカット出来ますので、線は不要なのです。
十字のカット指示がある
こちらは通常のトンボと異なり、『十字マーク』になっています。
この十字の場合、四隅に十字の一部が入りこんで仕上がる恐れがあります。
他には、
- トンボがオブジェクト(デザイン)の下に潜り込んでしまい見えていない
- トンボの一部が何らかの操作により欠損してしまっている
- トンボが誤って複数作成されており、どこでカットすればいいかわからない
- トンボがずれ、必要なデザインが裁ち落される位置に付いている
など多くの事例があります。ご注意ください!
トンボがつけられないときは
バージョンが異なるイラレをお持ちであるなど、トンボを付ける事が難しい場合は
上下左右均等に2~3mmほど大きくデータを作成いただけましたら
トンボが無くてもご注文サイズでカットいたします!
イラレを持っていません!
Adobe illustratorはとても専門的なソフトですので、
持っていないというお客様も多くいらっしゃるかと思います。
Adobe photoshop、Microsoft office ソフトを使っているという方は
以下記事をご参考ください!
番外編:トンボを残して納品してほしい
- ご自身でカットしたい
- あらかじめ用意しているパネルに貼り付けたい
…など、トンボを利用してご自身での加工を予定している方は
トンボの周りにさらにトンボが必要になります!
詳しくは、以下記事をご参考ください!
いかがでしたか?
ご満足いただけるポスター制作のお役に立てましたら幸いです!