CMYKとRGBの違いとは?カラーモードの基礎知識!
こんにちは!ポスター印刷のプリオ、データチェック担当のペリ子です
さて今回は「カラーモードの基礎知識!CMYKとRGBの違いとは?」ということで、
そもそもカラーモードって何?
RGBやCMYKは何が違うの?
どうやったらRGB印刷ができるの?
そんなポイントを解説してまいります!
目次
カラーモードとは
カラーモードとは色の表現方法のことです。
CMYKカラーとRGBカラーがあります。
使用する機器(PCやカメラ、スマホ等)やソフト、アプリによってカラーモードを選べる場合と選べない場合があります。
RGBとは
RGBは光の三原色です。
テレビ画面やPCモニター、スマホの画面など光で表現される色です。
Red(赤)
Green(緑)
Blue(青)
赤、緑、青の3色で様々な色を表現します。
光の三原色なので3色を合わせると白になります。
カメラで撮影した写真、ペイント系ソフトで作成した画像、Microsoft Office (Excel、Word、PowerPoint)で作成したデータのカラーモードはRGBです。
パソコンやスマートフォンで見ているほとんどの画像はRGBです。
CMYKとは
CMYKは印刷するインクの基本となる色です。
家庭で使用されているプリンターでも、このCMYKが基本となっています。
Cyan(シアン)
Magenta(マゼンタ)
Yellow(イエロー)
Key plate(ブラック)
シアン、マゼンタ、イエローの3色で様々な色を表現します。
Kは黒のことです。
絵の具はいろんな色を混ぜていくと暗く濁った色になっていきますよね。
CMYKも色を多く、濃く混ぜていくと最終的には黒になります。
Adobe PhotoshopやAdobe Illustratorなどの専門的なソフトを使うことでRGBのデータをCMYKに変換することができます。
RGBとCMYKの違いは?
光で表現する色と、4色のインクで表現する色とでは表現できる色の幅が大きく異なります。
光の方がとーーっても表現できる色の幅(色域)が広いのです。
この画像はRGBデータをCMYKに変換した際の色の変化を表しています。
RGBのデータをそのままCMYK印刷するとくすんだような色に変わっていまいます!
CMYK印刷のみ対応している印刷所へRGBカラーのデータを入稿すると
RGBカラーをCMYKカラーに変換して印刷するので
「モニターと印刷物の色が全然違うっ!」
と言うがっかりな結果になってしまうことも…。
ペイント系ソフトで描いたイラストや、デジカメ・スマホで撮った写真、
オフィス系ソフト(Excel、Word、PowerPoint)で作成されたデータは、基本的にRGBカラーで保存されます。
そのままのカラーモードで印刷を依頼する場合は、RGBデータに対応しているかを事前に確認してくださいね!
RGBのメリットとデメリット
メリット:RGBは表現できる色が広範囲なので特に明るくビビットな色合いが鮮やかに印刷されます。
デメリット:画面上で見た色と印刷された色の差が大きくなることがあります。これは紙の種類やインクの種類、印刷する色によって結果が異なるところです。
CMYKのメリットとデメリット
メリット:印刷用に設定されているカラーモードなので、画面上で見た時と印刷物の色の差が出づらいです。
デメリット:明るい色が多少くすんだ色になります。
プリオはRGB印刷に対応しています!
プリオではRGB入稿を受け付けています!
RGBカラーのデータを最新のデジタル処理でCMYKカラーに変換します。
CMYK印刷よりもRGBの明るさをそのままに印刷可能になります。
RGB印刷はRGBデータのまま入稿するだけでOK!
写真やイラストを鮮やかに印刷したいときはRGBで、
よりデータの色と印刷した色の変化を少なくしたいときはCMYKで
データをご入稿ください。
▼カラーモードの混在には要注意!▼
思う通りのカラーモードのデータを作成できるよう下記ブログも是非ご覧ください。