2017.09.21その他(jpeg,png等) , データの作り方

描画ソフトで入稿データを作成する方法(Painter編)

こんにちはデータチェックを担当しております岡です。

プリオが展開しているツイッターでアンケートを取ってみたところ、描画ソフトから入稿データにする方法が知りたいとのご要望が多く集まりました。

今回はアンケート内容に従い、いわゆるお絵描きができる描画ソフトの中でも要望がありました、
「Painter」のソフトから印刷用の入稿データへの作成方法をご紹介します。

こちらも合わせてどうぞ→描画ソフト(CLIPSTUDIO)から入稿データへの作成方法

 

そもそも描画ソフトて何?

ドロー系ソフトとも呼ばれているソフトでPCで手軽にお絵描きをしたいユーザーに支持を得ているソフトです。
ペンタブレットなどを用いて線を描いたり色を着色したりと紙に描く感覚と同じように絵が描けるソフトを指します。

例えば以下のようなソフトが該当します。

【ソフト名】
CLIP STUDIO PAINT / SAI / Adobe photoshop / GIMP / MediBang Paint Pro / Painter etc…

上記以外にも多くのソフトが有料、無料問わず存在しております。

 

描画ソフトから入稿データを作成する!

この記事を読んでいる方は既にお絵描きし終えた後や途中段階で読んでいる方もいるかと思いますので、
「まだお絵描きし始めてない人」と「既にお絵描きし終えた方」の2つで手順を紹介します。

まだお絵描きを始めて無い方

1.Painterを開いて「ファイル」→「新規」を選択。

2.新規作成する際に、縦横のサイズと解像度を指定します。
基本的にはここの数値は作りたいサイズで「cm単位」で入力して貰います。
解像度は200~250dpiあれば問題ありません。

この時の注意点が仕上がりサイズに対して4mm分大きくキャンバスを設定していただく必要があります。
これはポスターをカットする時に綺麗に仕上げるように塗りたしを設定する必要がある為です。

※作りたいサイズが未定の場合、大き目に作成しておくと良いかと思います。
B2サイズ(515×728mm/300dpi)で作成しておくと最終的にB0サイズやA0サイズなどの大きいサイズでも耐えうる画質で保存できます。
ただし大きくした分だけ動作が重くなります。
動作が重くなり過ぎて動かない場合は動作が重くならない小さいサイズで作成して、「既にお絵描きし終えた方」の欄を参照してください。

3.自由にお絵描き!
特に気にせずお好きにお絵描きしてください。
※完成したら一度、Painterのファイル形式で保存する事をお勧めします。

 

4.「別名で保存」の項目からJPG形式またはPNG形式で保存。

5.保存オプションが開くので、「品質」と「滑らかさ」を調整してOKボタンをクリック。
※滑らかさは画像のエッジを柔らかくする項目です。(いわゆる「ぼかし」機能)
 お好みで調整してください。

6.保存されたデータを入稿して終了!

 

既にお絵描きし終えた方

1.お絵描きが終了したデータを開きます。

 

2.ツールボックスの中から、「切り抜きツール」を選択。

 

3.画面上部の「X(横):Y(縦)」に仕上がりサイズ+4mm(塗りたし分)を付け足したサイズを入力。
※規格寸法(A2やB2などのサイズ)で切り抜きたい場合、7:5の数値を入力すればOKです。

 

4.トリミング位置を任意で設定する。
トリミング位置が決まったら、数値を入力した右側にあるチェックマークをクリック。

 

5.画面上部のメニュータブ「キャンバス」→「サイズ変更」をクリックして仕上がりサイズを入力。
※解像度は200~250dpi程度あればOKです。

 

6.「別名で保存」の項目からJPG形式またはPNG形式で保存。
(※「■まだお絵描きを始めて無い方」の項目4番と同じ)

7.保存されたデータを入稿して終了!
(※「■まだお絵描きを始めて無い方」の項目5番と同じ)

 

以上です。お疲れ様でした!
当社では画像データのJPGやPNGファイルの入稿も受け付けておりますので、ご安心してご入稿くださいませ!