入稿データにカット位置指示は必須!
こんにちはデータチェックを担当しております岡です。
お客様からの入稿データで一番私たちデータチェック担当が困る点が
データの中に余白が多く付いていて「仕上がりカット位置が分からない」という状態です。
この点が不明な場合、お客様にご連絡して確認を行いますが、ほとんどのお客様から
「カット位置の指示の出し方が分からない」とのお声をいただきました。
イラストレーターで入稿データを作成している人は「トンボ(トリムマーク)」を
付ける事でカット位置を示す事ができますがその他のソフトで作成されている方はそうはいきません。
そこで制作ソフト別にカット位置の指示の出し方をご紹介いたします。
Adobe Photoshop
こちらのソフトでは、トリムマークを作成できないので、仕上がりサイズに合わせて新規キャンバスを作って作成します。
※必須ではありませんが、上下左右に2mmずつの塗りたしがあると綺麗に仕上がります。
なので、カット線やトンボでの指示は必要ありません。
【作りたいサイズ+塗りたし分】のサイズで作成していただいて大丈夫です。
Microsoft office ソフト
一番簡単な作成方法は「ページ設定」などからページ自体のサイズを変更してもらい、印刷したいサイズで作っていただく方法です。
「幅」と「高さ」を手動で印刷したいサイズに変更してページ全体にレイアウトして作成します。
※Wordは558mm×558mmまでのサイズPowerPointは1422×1422mmまでのサイズしか作成できません。
なので、それ以上のサイズで作る場合、1/2尺や1/4尺といった縮小サイズで作成ください。当社で拡大処理します。
他にもカット線を描いていただいてその線位置でカットするように指示を出していただく方法があります。
「挿入」タブから「図形」を選択。「正方形/長方形」の図形を選択して図形を描きます。
図形を選択している状態から右クリックでメニューを呼び出します。
「オートシェイプ(図形)の書式設定」から「色と線」で塗りつぶしを「色なし」で線を赤色などの見やすい色に変更します。
次に「サイズ」から作成したいサイズを入力してカット線を作ります。
あとは仕上げたいカット位置にこの図形を上から置いてもらえれば、その線の位置でカットします。
線の位置でカット希望の場合、ご注文時の連絡事項に「線の位置でカットしてください」とご連絡くださいませ。
※ページからはみ出してしまう場合、ページサイズを大きく設定してもう一度カット線のサイズを設定してください。
以上ご紹介でした。
データ作成中の方は是非ご参考くださいませ。