【今月の1冊】少し低い孤高
こんにちは。
プリオスタッフの哲平による、気になった本を紹介するコーナー「今月の1冊」へようこそ。
2019年もよろしくお願い致します。
「少し低い孤高」/ラショウ・香山哲
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企業や団体にほとんど所属せず、放浪の旅のような人生を歩んできたラショウと香山哲。
この本は、二人がそれぞれの生き方について語り合った記録である。
(冒頭より抜粋)
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ここ数年、働き方やマインドセットなど、自分に合った生き方を模索していました。
香山哲さんの作品(ベルリン生活のエッセイ漫画など)を読み、暮らし方や生き方に関心を抱き、この本の購入に至った次第です。
ラショウさんと香山哲さんの対談形式で綴られています。
興味関心のまま様々なジャンルの表現を渡り歩き、それらを組み合わせてアウトプットする感覚派のラショウさん。
対照的に、香山さんは淡々とロジカルに物事を捉え組み上げ実行に移す理論派なんだな、という印象です。
(一方がそうではない、という訳ではありませんが)
アート、オリジナリティ、生活、処世、衣食住、海外生活。
それぞれのテーマが、二人の切り口で語られています。
「孤高の存在」とまではいかなくても、生き方を工夫して「少し低い孤高」にはなれるんじゃないか、と本書では語られていて、とても為になりました。
それぞれのものの見方や捉え方も知ることが出来、自費出版ゆえに味わえる雰囲気も楽しめました。
香山哲さんのホームページをリンクさせて頂きます。
本書の試し読みもできるようなので、気になった方は是非。
http://www.kayamatetsu.com/