【今月の1冊】子供が聴いてくれる話し方と子供が話してくれる聴き方大全
ポスター印刷のプリオ:データ処理チームのペリ子です!
プリオでは個人の成長の為に、スタッフに好きな本を1冊/月プレゼントしてくれます。
そこで今回は、私が選んだ今月の一冊をご紹介いたします。
「子供が聴いてくれる話し方と子供が話してくれる聴き方大全」
著者:アデル・フェイバ
エレイン・マズリッシュ
訳:三津乃・リーディ
中野早苗
出版社: きこ書房
全米で累計300万部突破、世界30カ国以上で翻訳出版されているという育児バイブル的な本です。口コミでは、ビジネスや夫婦のコミュニケーションでも使えるとの意見もありました。
この本に出会ったきっかけ
私には4歳の娘がいます。
ある夜、娘に「ママはあたしの事いらないんでしょ」と突然言われました。衝撃的でした!
話を聞いていくと、普段観ているアニメの親は子供に怒らないのに私がいつも怒るからだそうです。
そんなに怒ってないのに・・・アニメェ…(T-T)
そして凹みながらネットで検索して、口コミ評価が高かったのがこの本でした。
実際の本を見て思った感想 厚っ!
本の中身を見て思った感想 字が多っ!
読み始めたら、会話形式の体験談や4コマ漫画での解説が多く、
ぐいぐい読み進める事が出来たので一安心です。
本の内容は
第1章 子どもが自分の気持ちをうまく処理できるように助けよう
第2章 子どもの協力を引き出す方法
第3章 罰の代わりに解決策を考えよう
第4章 子どもの自立を養う方法
第5章 子どもが自分で自分をほめる効果的なほめ方
第6章 子どもを役割から解放する
第7章 すべてを考え合わせると
1章読んだら1週間実践、そして2章目・・・と進めていく本です。
(ですので、実はまだ2章目なのです。)
第1章を実践してみた結果
この本には「こんな時にはこうしてみたらこうなった」という体験談がいっぱいあって応用しやすいのです。
私事ですが、本みたいな反応が返ってきてびっくりした実践結果を紹介させていただきます!
娘:転んだ~痛い~。
私:血が出てないから大丈夫よ!泣かなくて偉いな~
娘:でも痛いの~。赤くなってるし~。
・・・この後も足の傷を見る度に、娘は痛い痛いアピールをしました。
繰り返す会話にイライラしてきてしまったので、気を取り直して本にあった【共感】を意識して対応を変えてみました。
娘:やっぱり足が痛い~。
私:あぁ~これは痛いね。痛いよね~。
娘:うん。痛い。でもママが手で押さえてくれたら大丈夫な気がする。(新しい反応(@o@)?!)
このあと、数秒手で押さえたら気が済んだ様で、それからの痛いアピールはありませんでした!
大変な怪我じゃないって安心させるつもりで言っていた言葉は、娘の気持ちを否定していたようです。
本に書いてあったのですが
年齢に関係なく、悩んでいる時に必要な事は、同意や反対意見ではなくて、
自分が経験している事がどういう事なのかを分かってくれる人だという事です。
こういう事だったのかなと思いました。
さいごに
本の帯に私の購入の決め手があったので、最後にご紹介。
- この本の目的はスキルを使って子供をコントロールすることではないという事。
- 自分が変わる事が大切という事。
つまりただのハウツー本ではないのです!
自分の心の余裕がないと、なかなか本で言っている様な良い聴き方や話し方ができませんが、
少しずつ良いコミュニケーションをとって、一緒に成長出来たら素敵だなと思いました。