【フォトショ】データ容量が重いときの対処法
ポスター印刷のプリオ・データ処理チームです。
- 動作が遅い…
- 保存に時間がかかる…
- 入稿(アップロード)がめちゃくちゃ遅い…
- データを開くのに時間がかかる…(開かない…)
- データ容量が1GBを大きく超えてしまった……
…そんな、Adobe Photoshopで作ったデータが重くなってしまった皆さま。
何とかプリオに入稿することができても
お客さまが重いと感じるデータはプリオでも同様に、重いです。
入稿が締め切り時刻に間に合ったとしても、重すぎるデータは”不備のあるデータ”となり再入稿をお願いすることとなってしまいます。
そんな事態を避けるためにも、容量が重いと感じたら
以下の形式で保存してくださいませ!
皆さまのスムーズなデータ入稿を応援させていただきます!
目次
◆とにかく編集機能は残さない
重たくなってしまったデータで最も多い要因のひとつが、
編集機能が残ってしまっていること。
保存する情報が多ければ多いほど容量はかさみます。
入稿されたデータは編集する必要がないので、編集ができないように完成させて保存してください。
◆レイヤーは【画像を統合】させる
レイヤーの数が多ければ多いほど、ファイル内の情報量が増え重くなりがちです。
【画像を統合】させて、保存してください。
※画像を統合すると、透明処理が失われ1枚の画像データになります。
透明機能を残すとデータが重くなります。
◆解像度に注意する
必要以上に高い解像度は重くなる要因のひとつです。
プリオで推奨している解像度は250。
以下の画像のように、単位が【pixel/inch】になっていることもご確認ください。
※単位がpixel/cmになっていると、大きく保存されてしまうので注意が必要です。
◆オススメ保存形式は?
Photoshopは非常に豊富な保存形式を持っています。
レイヤーと解像度に気を付けていただいたら、次の形式で保存してご入稿ください。
◆PSD形式
最もスタンダードな、PSD(フォトショップドキュメント)。
迷ってしまったらこちらの形式でまず問題ありません。
◆JPEG形式
jpeg、jpgとも書きます。かなり軽い画像データとして保存することが可能です。
軽量化される分、データ内にノイズが発生したり画像が簡略化され過ぎてしまう場合があるので注意が必要ですが
入稿後のデータトラブルは非常に少なくオススメできる形式です。
◆PDFがオススメなのでは…?
Adobe illustratorやofficeデータ(Word/Excel/PowerPoint)の場合はPDFを推奨しています。
Photoshopに関しましては、PSD/JPEGを推奨いたします。
ただ、PDFがダメというわけではありませんのでご安心ください。
◆PSBしか選択できない…
PSDはフォトショップドキュメントの略称であるのに対し、
PSBとはフォトショップビッグドキュメントの略称になります。
デザインしたデータを保存しようとしたら、選択できる形式にPSDもJPEGもない!?
なんてことが…。そんなときは、以下をご確認ください!
- 解像度の単位を間違えている
単位が【pixel/cm】になっていませんか?
正しくは、【pixel/inch】になります。 - 解像度が大き過ぎる
前述のとおり、推奨している解像度は250です。
解像度を下げることでPSDやJPEGで保存できるようになる場合がありますので、お試しください。 - 作りたいものが横断幕などの大判サイスである
5m(5000mm)などの大きな横断幕を作るとき、
サイズが大きいためPSBでしか保存できないという場合があります。
大きなサイズの印刷物は離れて見ることが殆どなので高解像度である必要がありません。
解像度の数値は72まで下げることができるので、調整してみてください。または、プリオでは拡大印刷を承ることが可能です。
半分のサイズ(5mであれば、2.5m)で作成・保存してみてください。
ご注文サイズが5mになっていれば、5mまでの拡大印刷を行います。
いかがでしたでしょうか。
Photoshopを取り扱う方で、画像を統合したら容量が激減して驚いた!
という声を聞きますので是非お試しください!
毎日ソフトに触れている私たちでも、Adobe Photoshopについてわからないことはまだまだたくさんあります。
日々お客さまにとって最善な方法を模索し続けていますので、よりよい方法を見つけましたらまたこちらも更新していきます。
データ容量を抑えて、明るいデータ入稿ライフを!
(2020/03/26 更新)
大判印刷のご注文はプリオまで!
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