2020.04.14社員ブログ

【今月の1冊】フィログラフィックス 哲学をデザインする

こんにちは。
データ処理チームの哲平です。
今月の1冊はこちら。

フィログラフィックス 哲学をデザインする
ジェニス・カレーラス=著 関 未玲=訳

今回もメモしてあったラインナップから購入です。
ジャケットとタイトルで気になりますよね。
この本は、世界中にある主義思想をわかりやすいグラフィックで表現したもののカタログです。
デザインをしたジェニス・カレーラスさんはソニーミュージックや赤十字社など幅広いクライアントと仕事をされている方です。

左頁に各コンセプトの名称と短い定義が記述されていて、
右頁にはそれを表したグラフィックが掲載されています。
もっと解説が書かれているものだと思っていましたが、至ってシンプルです。
イントロダクションにも書かれていましたが、この本の目的は
ここで紹介されている理論について、より議論を深める為の第一歩」とされています。
多くを語ってしまっては押しつけになってしまいますし、納得の作りです。

理論(哲学)は、
形而上学」「論理学」「認識論」「政治」「宗教」「その他」でカテゴライズされていて、
相互関係も知ることが出来、一層知見が広がります。

知らない理論(哲学)を知ることができた
理論(哲学)がなぜそのグラフィックにデザインされているかの考察が楽しい

昔から好奇心が強い方で、「どんなものの考え方があるのか」についても興味がありました。
大人になって色々知った気になってしまいがちですが、知らない事の方が絶対多いですもんね。
知らない事を知る喜びが人生にはあります。(必要ない情報も当然ありますけど)

それにしても、ジャケ買いっていいですよね。
通販で書影をデジタルで見るよりも、実物というのはやはり情報量が違います。
随分前に書いた特殊印刷の本でも思いましたが、手触りや質感は目をひかれます。
欲しい本目掛けて購入するというのは通販めっちゃ便利で最高なんですが、
何か面白そうな本ないかな〜ってぶらつくのはやっぱり本屋さんがいいですね。

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