フリーソフトを使った入稿データのトラブル
こちらのブログでは、お客様から頂くアンケートや、
入稿データチェックでのトラブルなどから
情報を集めて便利情報の発信や注意喚起をしております。
お客様のニーズに合った、フレッシュな情報を発信できるように頑張っていきます!
入稿データのトラブル
今回ご紹介する入稿データのトラブルはこちら。
- PDFデータを拡大したらものすごくガビガビになった・・・
- 拡張子がaiなのにイラストレーターでデータが開けない・・・
お客様にいろいろお話を聞いてみたところ共通の原因がありました。
その原因は「フリーソフトを使った」ことでした。
1.PDFデータを拡大したらものすごくガビガビになった・・・
今回のケースでは、お客様がフリーソフトを使ってPDFデータにしたところ、web用のPDFに変換されていたため、プリオで拡大した際に大きく荒れました。
web用に変換というのは、パソコンやスマホで見る分には荒れが分からない程度まで画質を落として画像を軽くした状態です。
画質を落としてあるので、拡大や印刷には適しません。
▼プリオスタッフの写真を拡大してみました。
web用に保存、web用に最適化、web用に変換など表記は様々ですが、内容は同じです。
特に設定項目が無く、勝手に調整されてしまう場合もありますので、保存後はデータのサイズをみて小さくなっていないかご確認ください。
2.拡張子がaiなのにイラストレーターでデータが開けない・・・
aiデータはイラストレーター(Adobe Illustrator)で作成されたデータの保存形式です。
本来イラストレーターを持っている人だけが開けて保存できるデータでしたが、aiデータ変換のフリーソフトを使用することで、イラストレーターを持っていない人でもaiデータが扱えるようになりました。
イラストレータは有償のソフトなので、ちょっとしか使わない人にとっては本当にありがたいですよね。
ただしイラストレーターはとても複雑なソフトのため、フリーソフトでは互換性のない効果や機能がまだ多数あるそうです。
そうした互換性の不具合で開けないaiデータになったようです。
こちらはPDFで再入稿いただいたところ問題が解決しました。
解決策は?
設定やそのデータで使われている機能によってトラブルが起きたり起きなかったりするので、フリーソフトが悪というわけでは勿論ありません!
フリーソフトを使った場合はプリオでデータトラブルがおきる場合があるので、
・再入稿になっても大丈夫な様に日程に余裕を持たせる
・連絡事項欄に「フリーソフトで変換した。画質が心配。荒れるときは連絡希望」等記載する
・別の保存形式、ソフトでも保存して入稿する
これらの対策をとっていただければひとまず安心です。
※プリオでは、フリーソフトに関してはご案内ができませんのでご了承ください。