印刷会社に渡す入稿データの中身は?
ポスターを印刷するから入稿データを準備するぞ!
あれ?でも入稿データって何を渡せばいいんだろう・・・
こちらの記事では、入稿データの中身についてご紹介いたします。
ポスター印刷の入稿データの中身
一般的にポスター印刷で必要とされる入稿データは
- 〇〇ポスター_ol.ai
- 〇〇ポスター_ol前.ai
- 〇〇ポスター.pdf
- Links(フォルダ)
- Fonts(フォルダ)
- 入稿仕様書.pdf
- 印刷指示書.txt
- 印刷見本.jpg
このような感じです。結構ありますね。
※印刷の種類や、印刷する会社、使用するインクの種類、加工などで入稿に必要なデータは大きく変わります。
入稿データの中身の種類や用語をザクっと解説
■拡張子「.ai」は、イラストレーター(Adobe Illustrator)のデータです。イラストレーターが入っているPCで開くことができます。
■Linksフォルダには、デザインで配置されている画像が入っています。
●配置や埋め込みについての詳しい説明はコチラ
■「ol」は文字のアウトライン化の意味で使用されています。「ol前」がついているデータは、文字情報が残っています。
Fontsフォルダは、デザインで使用したフォントの情報が入っているフォルダです。
●文字のアウトライン化についての詳しい説明はコチラ
入稿後に文字の打ち換えが必要になった際には、印刷会社でol前のデータとFontsフォルダを使用して編集します。
※文字の打ち換えや編集対応は、印刷会社によって異なります。プリオでは対応していません。
■〇〇ポスター.pdfというデータは、イラストレーターがない環境でも開けるデータです。
見本としても、印刷用としても使用できます。(設定によっては印刷に不向きな場合があります。)
■入稿仕様書は、病院の問診票のような感じでデータ作成の環境やデータの内容について書かれています。
不要な場合もあり、必要な印刷会社では入稿仕様書のフォーマットを定めていることが多いです。
■印刷指示書は、トリミング指示や、印刷枚数の内訳など、印刷に関する指示が書かれているデータです。
■印刷見本は言葉の通り。印刷用データが別の環境でも問題がなく表示されているか確認するために使用します。スクリーンショットでOKです。
入稿データの中身や用語について紹介いたしました。
プリオの入稿データで必要なものは
さて、今まで色々な種類の入稿データについてご紹介いたしましたが、
プリオでは「〇〇ポスター.pdf」のデータがあれば印刷可能です。
印刷見本のスクリーンショットがあれば、さらに安心。
pdfデータでは文字の未アウトライン化やリンク切れという、aiデータにありがちな入稿トラブルを防ぐことができます。
ワードやパワーポイントで作られたデータもpdfでご入稿ください。
●各ソフトからのPDF保存方法についてはコチラ
もちろんpdf以外の印刷データも受け付けておりますので、手元にpdfがなくても安心してくださいね!
●プリオで対応しているデータの種類についてはコチラ
印刷指示については、ご注文時の伝言メモ欄や連絡事項欄ご入力ください。
まとめ
データの入稿って何度やっても心配が尽きませんよね。
ですが、あれもこれもと入稿してしまうと入稿データ重くなってしまったり、印刷会社がどのデータを見ればいいのか分からなくなってしまうことも。
必要なデータは印刷会社によって違うので、必ず確認してからデータを準備することが大切です。
印刷のご注文はぜひプリオまで。
お電話は毎日10時~19時のご対応です。不明点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
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