【今月の1冊】破天荒フェニックス
こんにちは、ポスター印刷のプリオ 受注チームの佐藤仁です。
先日あげた「死ぬこと以外かすり傷」と同時期に購入していたこちらの本を読了しました。
“破天荒フェニックス” 田中修治 著
絶対に倒産すると言われたメガネチェーン店「オンデーズ(OWNDAYS)」の社長となった、田中修治さんの作品です。
小説の形をとっており、フィクションであるとは言っているものの、
事実をもとにした物語であるため、様々な出来事がどれも生々しく心が痛い。
物語の中では皆さんの心にまだ残っているであろう東日本大震災の時のエピソードも入ってます。
そこで働く社員の心の動きであったり協力機関との熱い共闘やたくさんの挫折。
ところどころ涙しながら読み切りました。
特に気に入った2つの言葉は以下のもの。
・倒れるときは前向きに
・男なら荒れる海を越えていけ。
そして自分を試してみろ。
広い大海原で思うがままに舵をとれ。
迷子になればまた港に帰ってくればいい。
若いうちにしかできないことをやならきゃダメだ。
メガネ屋でもなければ社長でもない自分。
それでもこの2つの言葉は多くの人の心を揺さぶり、背中を後押ししてくれるはずです。
普段、あまり物語は読まない方ですが、良い一冊に出会えました。