用紙の波打ち現象って何?~マット紙印刷は要注意!~
こんにちは、受注スタッフです。
わたくし共受注チームのスタッフは日々お客様からのお問い合わせにご対応しております。
使用期間や掲示場所、持ち運び方法やデザインによっておすすめの用紙や加工をご案内しています。
本日はベタ塗りのデザインの印刷をご検討のお客様へ、波打ち現象のご紹介です!
波打ち現象とは
用紙が湿気を吸い紙が伸びてしまうことで発生するしわ。
プリオの用紙の中では水分を吸いやすい「マット紙」で発生しやすい現象です。
空気中の水分(湿気)だけでなく印刷に使用するインクを多く吸うことでも発生します。
実際に印刷してみた!
用紙
一番水分を吸いやすい「マット紙」と比較のため合成樹脂でできている「マット合成紙」で実際に黒と濃い紺色を印刷してみました。
印刷した色
・リッチブラック(CMYKの数値が全て100%の黒)
・濃い紺色(C:100,M:90,Y:40,K:0)
▼リッチブラックとは?
結果
上の写真を見てどちらがどの用紙かおわかりになりますか?
そうです右側の縞々になっているのがマット紙です。
マット紙
黒も紺も横方向に縞々模様に見えますがこれが波打ち現象です。
マット合成紙
マット紙と同じデータを印刷しましたがこちらはほとんどシワはありません。
※撮影環境によって色は実際と異なって見えることがございます。
濃い色を広範囲に使用したデザインの印刷をしたいときは
濃い色を広範囲に印刷したい!というお客様、マット紙以外の用紙をご検討いただけますと幸いです。
パネルに貼ってパネル商品にする際にはしわは無くなりますのでご安心ください。
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