印刷データを外注するときの依頼方法のポイント!
こんにちは!ポスター印刷のプリオです。
印刷を依頼するにあたり、印刷データをデザイナーさんやイラストレーターさんに外注する方もいらっしゃるかと思います。
外注でなくても、ご友人にデータを作ってもらうということもありますよね。
印刷データをこれから作る場合に知っておいてほしいことをまとめました。
プリオではないほかの印刷会社に依頼する場合にも知っておくと役立つ情報です!
データを作った後ではデータ作成者様に二度手間をかけてしまうこともあるためぜひ事前にご確認ください。
目次
使用用途を伝える
作ってもらったデザインを何に使用するのかを伝えておきましょう。
印刷するのか、ブログやWebページに載せるのかによってデータの作り方が変わります。
プリオは印刷会社なので、印刷用のデータを作るときのポイントを少し詳しくご案内していきます。
トリムマーク(トンボ)をつける
AdobeIllustratorで作成している場合はぜひトリムマークをお付けください。
トリムマークが収まるようにアートボードを設定してくださいませ。
塗り足しをつける
背景に模様や色が載っている場合は上下左右に3㎜幅の塗り足しをお付けください。
カット位置がずれたときに白が出るのを防ぎ、綺麗な仕上がりになります。
同じくカット位置のずれを想定して端から5㎜の範囲には文字や写真、ロゴマークといった重要な要素は配置しないようにしましょう。
カラーモードも要確認
プリオではCMYKはもちろんRGBデータの印刷も行っています。
推奨のカラープロファイルは下記の通り。
RGB :Adobe RGB(1998)
印刷サイズと推奨解像度を伝える
どのサイズで印刷するのかを事前に伝えておきましょう。
大きいサイズで印刷するのにデータが小さく作られていると、拡大したときに画質が荒れてしまいます。
画質を改善するために一からデータを作り直さなければいけないことも…。
プリオの推奨解像度は原寸サイズのときに「200~250dpi」です。
解像度が高すぎてもデータの送受信でエラーが出てしまうことがあるのでご注意ください。
見本用データと印刷用データの取り扱いに注意
デザイン作成の経過報告や仕上がりイメージの確認のために送られてきたデータは
あえて解像度を下げてデータ容量を軽くした『見本データ』であることがあります。
見本データは印刷用に作られていない、あくまでデザイン確認用のデータです。
デザイナーさんからデータをもらったら、どれが印刷用データでどれが見本データなのか確認を。
また、印刷会社への送り間違いにもご注意くださいませ!
デザイナーさんからの直接入稿もOK
データは送受信の方法によっては勝手に画質が下がってしまうことがございます。
プリオでは注文手続きと入稿手続きの2つの手続きが必要です。
例えば注文手続きを商品を受け取る方が行い、入稿手続きはデータを作った方が行ってもOK!
(プリオの場合です。他の印刷会社に依頼する場合は都度ご確認ください。)
データ作成者本人が入稿作業を行うことでデータ容量が下がってしまったり、送り間違いを防ぐことができます。
印刷を注文したいが、データ作成について詳しくなく、出来上がったデータが印刷できるのかが不安というお客様は多くいらっしゃいます。
このブログをデータ作成者様に送っていただいても結構です 😀
わからない点があればデータ作成者様からお問い合わせくださってもご対応いたします。