ポスター製造スタッフ【成井の目】自分磨きって?
おはようございます。
製造・成井です。
ラグビー元日本代表のヘッドコーチ
“エディー・ジョーンズ”氏の著書より。
スポーツ選手の場合、プロやレベルの高い選手は、居心地の悪い状態を快適と思わなければなりません。
スポーツは上に行けば行くほど身体的にも辛いし、精神的にも非常に大きなプレッシャーがかかります。
そのような居心地の悪さの中で、快適と思えるように自分を作り上げていかなければならないのです。
どうすれば、そんなことができるか?
それはトレーニングの方法にあります。
選手が不快であるような状況に、コーチが追い込むのです。
はじめのうち、選手は嫌がりますが、トレーニングを重ねるうち、不快さに多少慣れてきます。
そして、本番の試合では、練習よりずっと楽になり、高いパフォーマンスを発揮できるのです。
もう少し詳しく言うと、実際の試合よりスピードを上げた練習をし、
意思決定までの時間を短くします。
選手は、瞬時に次の行動を決めなければなりません。
あえて練習を、実際の試合より緊張を強いられるものにするということです。
何事も、本番で大きな力を発揮しようと思えば、
普段から自分を追い込む訓練をすることが必要ではないでしょうか。
そして、これもまた、準備だと思います。
成功のためには、一にも二にも、準備が必要なのです。
準備というものは、怠りがあってはいけません。
物事の隅々まで意識しながら、行うことが大事です。
「ハードワーク」エディー・ジョーンズ 著
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
練習の段階で、本番以上に追い込んでいれば、
いざ本番になったとき、力を存分に発揮できますね。
コントロールできることとコントロールできないことを明確にし、
コントロールできることだけに集中して準備していくのが良いようです。
コントロールできないこととは、生まれ持った体格(身長や骨格)などで、
社会人で言えば、育った国とか、学歴とか、家柄とか、これらは考えても解決しないので、
コントロールしようとしても無駄だと・・・。
その時間があるのなら、コントロールできることを徹底的に磨きあげて、
誰にも負けない強みをつくっていくのです。
そして、いつも自分が行く居心地の良い場所(コンフォートゾーン)より一歩先にいくことにより、
自分を成長させることが出来る・・・と著書にあります。
いつもと同じことをして、違う結果を得ようと思う方が無理があります。
いつもより少し頑張って、少し努力して、少し違った出会いがあるから、
少し違った結果を出すのです。
「自分を磨く」って、そういうことなんですね。
今日も毛が無く、否、怪我無く!