ポスター製造スタッフ【成井の目】1から2へ・・・
おはようございます。
製造・成井です。
先日勤務終了後、製造の西さん、別の日に宮さんと何げなく話していて、
私の人生の師匠からの話を思い出しました・・・・以下
「数秘学」という学問があります。
これは2500年前に数学者ピタゴラスによってまとめられたもので、
数字を「文字」として捉え、意味を読み解いていくものです。
たとえば『1』というの数字は、矢印「↑」から生まれた数字です。
「スタート」「猪突猛進」の意味を持つ「男性性」を象徴する数字です。
一方、『2』の数字は『1』に比べて包み込む形をしています。
これは引用図、対局図などにある曲線をイメージした形で
『柔らかさ』や『統合』のエネルギーを持っている「女性性」を象徴する数字です。
このように、数字には一つ一つの「形」に意味があり、
知らず知らず私たちはその影響を受けながら生活しています。
さて、20世紀までは「1の時代」、21世紀からは「2の時代」といわれています。
11~20世紀(1000~1999年)は「1」から始まる時代が1000年も続いたわけです。
「1」は男性の数字ですから、20世紀まではまさに『男性の時代』でした。
社会の仕組みや考え方は「男性上位」で、
弱音を吐かず、男らしく真っ直ぐに突き進むことが求められた時代だったのです。
女性も社会進出するためには、男性らしさを求められてきました。
そして時代が変わり、2000年代に入りました。
21世紀は、「2」が象徴の時代。
つまり『女性の時代』に入ったのです。
これからの時代で必要なのは、「女性性」ということになります。
頑張る、我慢、努力、勝ち抜くというのは、「1の時代」の方法論。
これからの時代のキーポイントになるのは、
許す、受け入れる、癒す、統合する、サポートするという
2の時代の象徴である「柔軟性」です。
実際、女性性を持った人の方が、生きやすい時代になりつつあります。
オネエや草食系男子というのも、完全に時代の流れです。
逆にいえば、男性性の強い人がどんどん生きにくい世の中になっていきます。
もちろん、男性が悪いというわけではありませんが、「自分が自分が・・・」という意識や、
「なんでも白黒つけよう」とすると生きることが苦しくなっていきます。
時代は180°変わりました。
でも、社会のシステムや考え方、教育は、未だに1の時代のままです。
そうすると当然、生き方が苦しくなってきますね。
ですから大事なのは、私たち自身が、積極的に意識をチェンジさせていくことです。
では、どのように意識をチェンジさせていけばいいでしょう・・・?
ポイントは「つなげる」「つながる」という意識です。
20世紀は「切り分ける」時代でした。
男性と女性を分ける。仕事とプライベートを分ける。
目に見える世界(現実)と見えない世界(スピリチュアル)を分ける。
「幸・不幸」「白黒」「勝ち負け」という【分ける】・・・
でもこれからは、「分けない」方がうまくいく時代かもしれません。
好きなことと仕事をつなげる。
目に見えない世界と目に見える世界をつなぐ。
どっちが正しいかよりも、どっちも正しい・・・。
そんな風に、「切り分ける」意識から「つなげる」意識を持つことが、
これからの人生を充実させて、幸せに成功するための必須ポイントだと思います。
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若い方々は無意識に「つながる」を行動に移しているのかもしれません。
バリバリの昭和世代の私には、意識を変える時間がいささか足りないかもしれませんが、
「1(切り分ける)」から「2(つなぐ)」へ意識をチェンジさせていきます。
今日も毛が無く、否、怪我無く!