定規が無い時は指尺(手尺)をうまく使おう!
こんにちは。製造スタッフのウスイです!
「定規が家にない!」「メジャーどこやったっけ?」たまにこんなこと起きませんか?
せめて大体の大きささえわかれば…という時のために覚えておくと便利なのが指尺(手尺)です。
今回はそんな「指尺(手尺)」についてのお話。
目次
■指尺(手尺)とは
そもそも「尺」というものは昔の長さの測り方で、手を広げた時の親指の先から人差し指の先までの2倍の長さを指します。
現在は1尺=約30.303cmとされています。
人の身体などを元にした計測の仕方を「尺貫法」と言ったりもします。
現在売買や取引の証明などに尺貫法を用いるのは法律で禁止されていますが、日常生活にはとても便利な古き知恵です。
■自分の指尺(手尺)を知ろう
1尺=手を広げた時の親指の先から人差し指の先までの2倍の長さ=約30.303cm
つまり親指の先から人差し指の先まで約15cm…と紹介しましたが、手の大きさは人それぞれ。
更に他にも色々な指尺(手尺)の方法があるので実際に測りながらご紹介します。
測って頭の隅に入れておくと便利ですよ!
・親指から人差し指
親指と人差し指をめいいっぱい広げて測ってみました。
約17cm 。
先ほどご紹介した15cm よりもちょっとだけ長いですね。
私の手は女性よりも少し大きく、大体男性の平均的なサイズに近いようです。
・親指から中指
今度は更に長そうな親指の先から中指の先までを図ってみました。
20cm。覚えやすくて丁度いい感じです!
・親指から小指
こちらも20㎝!
普段私が指尺(手尺)を使うときは親指と中指だと指が攣りそうになるのでこの「親指から小指=20㎝」を活用しています。
・拳1個分
たまに耳にする「拳1個分」も測ってみました。
私は約10cm!こちらも覚えやすいので今後に生かせそうです!
・ピースの幅?
好奇心でめいいっぱい広げたピースの幅も測ってみました。
こちらも約10cm!もしかしたら拳よりも活用しやすいかもしれません!
(ピースって意外と開かないんですね…)
・他にも…
「自分の身長と両手を広げた幅が一緒」
こちらもよく言われることですが、肩幅や腕の長さなどで変わるので機会があればぜひ測ってみてください。
製造チームには2M定規があるので以前スタッフ数人で長さを測るという遊びをしました。
私は身長とほぼ一緒でしたが、人によっては差が結構出ました。
「手首から肘の長さ=足の大きさ」
以前たまた目にした情報で「ウソでしょ!?そんなに大きい!?」と思って比べてみたら…ほぼ一緒でした。
目から距離のある足のサイズも、肘くらい近い距離に来るとすごく大きく見えるみたいです。
ぜひ騙されたと思って比べてみてください。
■長いものを図るときは尺取虫のように
長いものを測るときは尺取虫のような動きで測りましょう。
そもそも尺取虫の名前は歩き方が、尺を測る手の動きに似ているところから由来しています。
もし身近でこのような動きをみたら、手遊びではなく寸法を測っているのかもしれませんね。
■覚えてなくてもこんな時に使える手尺(指尺)
実際に測ったり覚えなくても大体の大きさがわかれば大丈夫。という時は「親指から小指までの距離3個分」という測り方をするだけでもOKです。
「このくらいの長さのヒモがほしい。」
「こっちの袋にこのサイズの箱は入るかな?」
などなど、日常のちょっとした計測に手尺(指尺)はとっても便利です。
私もリアルに製造現場で使っています。
梱包サイズに合わせたおおよその段ボールを切り出す時に大活躍します。
そもそも入社当初先輩に教わったのがキッカケですが、それ以来後輩に教える時にも使っています。
■さいごに…
いかがでしたか?
自分のなんとなくの手や指のサイズを知っておくと便利なのがお分かりいただけたでしょうか?
ポスターやパネルを注文する際も、大体の大きさの想定をすることで理想のポスターやパネルに近づくことができますよ。
(勿論ピッタリきっちり場所にあてはめたい場合には定規やメジャーで測るのをオススメしますが…)
常日頃手尺(指尺)を使っているスタッフの知恵袋的な記事でした。
少しでもお役に立てれば幸いです。
ポスターやパネルがご入用の際はぜひプリオにご相談ください!