ラミネートとパウチの違いを徹底解説!!
こんにちは!ポスター印刷のプリオです。
今回はラミネートとパウチラミの違いについて詳しくご紹介していきます!
「ラミネートは知ってるけどパウチって何…?」と思った方もいらっしゃると思います。
実は多くの方がパウチの事をラミネートと呼んでいることが多いんです。
パウチやラミネートは主に印刷物を保護するオプションとしてプリオでも人気の商品です。
それぞれ特徴や用途に合わせた選び方があるので是非参考にしてみてください!
目次
ラミネート・パウチの比較表
今回ご紹介していくラミネート加工とパウチ加工の違いを一覧表にまとめてみました!
これから各項目について詳しく解説していきます!
■加工面
加工面について詳しく見ていきましょう。
ラミネート・パウチ共に透明フィルムで用紙を保護する加工を行います。
グロスラミ・マットラミが表面(印刷面)のみ保護するのに対して、パウチは印刷面だけでなく、裏面も保護されます。
ラミネート・パウチ共に水を弾く性質なので、屋外の展示に向いています。
しかし、この図のようにグロスラミ・マットラミは表面のみの保護のため、裏面からの水は防ぐことができません。
「屋外に展示したい!」「水を防ぎたい!」という場合、こちらの用紙の組み合わせを参考にしてみてください。
※耐水紙やパワー合成紙の場合、表面の傷や汚れを防ぎたい場合はパウチまたはラミネート加工をオススメします!
■UV加工
UV加工について詳しく見ていきましょう。
「印刷にUV加工って必要なの?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、街中で色あせてしまったポスターを見たことはありませんか?
あの色あせの大きな原因の一つが「紫外線」なんです。
UV加工のあるグロスラミまたはマットラミ加工をすることで、その色あせを遅らせることができます。
屋外に長期掲示をご検討の方はラミネート加工がオススメです!
■圧着方法
圧着方法について見ていきましょう。
ラミネートとパウチ加工で圧着方法が違います。
ですがどちらともローラーを通してしっかりと圧着しているのでご安心ください!
※パウチのみ熱圧着なので、「耳」と呼ばれる余白ができますが、後ほど詳しくご紹介いたします。
■表面ツヤ
表面のツヤについて詳しく見ていきましょう。
ツヤがあるのはグロスラミとパウチ。
ツヤがないのはマットラミです。
表面の仕上がりに関してはお好みによって分かれるかと思います。
ですが、強い照明が当たる場合ツヤがあると反射して絵柄が見えづらい場合がございます。
反射を抑えて見やすくしたい方にはマットラミがオススメです。
逆にツヤの無い用紙の表面にツヤをもたせたい場合にはグロスやパウチを。
ツヤのある用紙の反射を抑えたい場合にはマットをお選び頂くこともオススメです!
■最大幅
最大用紙幅について詳しく見ていきましょう!
ラミネートやパウチ加工の場合、どちらとも最長2Mまで印刷できますが、用紙幅(短辺)は異なります。
大きいサイズを印刷したい場合は注意が必要です。
■耳(透明なフチ)
耳について見ていきましょう。
耳(透明なフチ)とは、パウチの際に必要な圧着面でパウチの最大の特徴とも言えます。
飲食店のメニューなどで見たことがあるという方も多いのでは無いでしょうか?
▼パウチ加工をした用紙(4辺に透明なフチがついているかと思います。)
この透明な耳はパウチ加工に重要な耳のため、各辺5mmずつとっています。
また、角から剥がれてしまわないように角丸に加工してお届けしています。
パウチ加工はこの「耳」があることで用紙を両面から保護することができるのです。
■ラミの厚さ
それぞれの厚さについて見ていきましょう。
各用紙の厚さにプラスして上記の図の厚さが加わります。
グロスラミとマットラミは厚さが薄いのに対して、パウチラミは厚みがあります。
しっかりとした厚みや強度を求める方はパウチラミがオススメです。
用途別の選び方
プリオで取り扱っている用紙の中でもラミネート加工可能なもの、パウチ加工可能なもの、ラミネートがなくても耐水性があるものがあります。
まずはコチラの一覧でご確認の上、用途別にどのラミネートやパウチが適しているか見ていきましょう。
■外に掲示したい
外に掲示したい場合には耐水紙がおすすめです!
耐水紙はラミネートをかけなくても名前の通り耐水性があるため、水でインクが滲むことはありません。
印刷面を保護したい場合や、表面にツヤが欲しい場合にはオプションでラミネートやパウチを追加しましょう。
■硬さ(厚さ)がほしい
パウチラミがオススメです。
パウチ特有の耳が不要な方は電飾フィルムにラミネート加工でもしっかりとした厚さが得られます。
※電飾フィルムは背景色が透けるため注意が必要です。
※硬さのみ重視するなら一番低コストな「マット紙」がオススメ!
■屋内だけど日が当たる場所に掲示したい
UV加工がされているグロスラミやマットラミがオススメです。
窓からの紫外線も印刷面の色あせが早く進んでしまう原因になります。
■飲食店など汚れが予想される場合
パウチラミがオススメです。
両面保護されているので水拭きなどで汚れを落とすことができます。
勿論ラミネートでもOKですが、その場合は用紙を耐水紙や合成紙にするなど、水分が裏面から染み込まないように工夫しましょう。
▼各用紙アルコール消毒ができるか実験したブログ記事です
■迷った時は…
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専門のスタッフがお客様のご要望に一番近い商品をご提案させて頂きます。
まとめ
ラミネートとパウチの大きな違いは片面保護or両面保護です。
UV加工の有無や厚さ等、お役立ちポイントもそれぞれ違うので、掲示用途に合わせて是非選んで見てください。
ラミネートとパウチについては動画でも楽しくわかりやすく解説しています!
上記の内容だけでなく光の反射具合なども2分でわかる仕様になってますので是非ご覧ください♪
ポスター印刷のプリオではラミネートやパウチの他にも様々な商品やオプションをご用意しております。
是非ポスターやパネルがご入用の際にはプリオをご活用頂けますと幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございます!製造スタッフのウスイでした!
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