【今月の1冊】100年の旅
こんにちは製造チームの西です。
今月の私の一冊は「100年の旅」です。
見開き1ページごとに1歳年を重ねていく絵本。
この一冊に人生が描かれています。
0歳から8歳あたりまでは自分の子供と重ねて読んで、今こう感じているのかな、そう思うようになるのかなと考えました。
それから自分の年齢に来るまでは、共感できたりそうでもなかったり。
あまり昔のことを覚えていないことに気が付きました。失敗したこととかは覚えているのに。笑
50歳から先のページを読んでいくと、じんわり切なくなったりさみしくなったりしました。
今でも老いを感じているのに、もっと自由が利かなくなるんだなとか、それでもいいこともあるんだなとか。
避けられない別れが来ることも改めて思い出されます。
あとがきでは著者が様々な年齢の方に「人生で何を学びましたか?」と聞きまわりこの絵本が描かれたことがわかります。
色々な方の人生が詰まった絵本だから、シンプルなのにこんなにもリアルな質感があるのでしょうか。
著者が話を聞いた高齢者の方が誰も死への恐れを語らなかったということに私は少し緊張のようなものを感じました。
そうなれるだろうか?そうなりたいな。